医学に情熱将軍10代家治,家治&田沼意次時代花咲いた西洋医学覚醒時代No.7,
将軍徳川家治_救急マニュアル編纂,田沼意次&10代将軍徳川家治時代開花の西洋医学覚醒時代No.7,清い徳川家治の医学志向と裏腹、押し寄せる黒幕,親族の度重なる急死の謎,毒殺について,10代将軍_徳川家治&田沼意次の時代、花咲いた「西洋医学」の覚醒時代_No.7志有る医者達の開花時代10代将軍_徳川家治と西洋医学の結び目は?_(その続き)初めから読む=No.1<前頁から読む=No.610代将軍_徳川家治:「救急マニュアル」編纂救急医療対処術の「広恵済急方」(著:多紀元徳【奥医師】)10代将軍_徳川家治は、奥医師の「多紀元徳(藍渓)1732~1801」を呼び、救急医療の手引き書を編纂させた。安永6年(1777)のことである。これが、「広恵済急方(こうけいさいきゅうほう)」という書物である。蘭学プロジェクトは奥が深くて、時間も要する。まず、なんといっても、外国語はちんぷんかんぷん。しかも、家治は、いかに頑張って勉強したといえど、プロの医者ならずや、素人である。それは、専門家に任せよう。されど、善は急げ!救急事態に対応する術を、皆に、広めたい!そこで、このマニュアルが、急ぎ編纂された。これは、画期的な事。結果は事始めにつき、現世感覚では、冴え無いが、結果よりも、ここに痕跡を残した実績に、★是非、皆様、ご喝采を!1777年に、人道的見解で救急マニュアル発表とは凄い。しかも、時の最高権力者による発行とは素晴らしい!この実績、「救急医療」推進は、国の為、人の為、飢餓や天災で犠牲となる民の為。そして大成されたその書物は、真っ先に自分が読んで吸収して、万が一の時、役立てたいから。この本のタイトルに、その心意気が見事活写されている。「広恵済急方」:広く、遍く、万民に恵みの、救急時対処法!!・・隣人愛!!10代将軍_徳川家治とは、どーも、微妙に、この隣人愛に限らず、ほんの少しマリア様の臭い!!(これについては、現在項目から角度ズレする為、後述の「No.10_徳川家治の結婚感と漂う思想」の項に書きます。)「広恵済急方」の結果は、けっして大袈裟なものには至らなかったが、その心意気は、歴代将軍さんの中、高く評価すべき題材といえよう。▼「備えあれば憂い無し。学び極めた正しい知識は、必ず、魂を救う!尊い人の命を救う!」幼い頃から、実学重視主義の祖父「8代将軍_徳川吉宗」に育てられた彼の方向性が、こうなるのは自然な話。吉宗は、頼りの長男が、前述延々のとおり、ハンディ有りの9代将軍_家重。その為、孫の「家治」に全てを架けた。吉宗55歳の時授かった初の男児孫。その為、幼児の頃から、必死で吉宗自ら教育を。おかげさんで、「家治」は、優秀な子に育って、このとおり。しかし、家治が、そこまで必死になった発端は、相次ぐ我が子らの突然死と無関係じゃないだろう。人とは、「救いたいのに、救えなかった過去」が己にある時、想像を絶するパワーを発する事がある。もう、これ以上、突然死は要らん!病死の悲しみは要らん!・・怒りが力になる時がある。救えなかった心残りが、第三者への救済意識に。(ご経験ないですか?そーゆー例、身近にも案外有ります。)この将軍は清いタイプ。されど、清いが故、「黒い魔物」に滅んだタイプかも?・その死に様も、どうも怪しい!即死しないタイプの毒を盛られたか?!彼の死の前後、きな臭い話はこちら【関連】をどうぞ。■山東京伝と、松平定信の寛政の改革No.3~■11代将軍_家斉による長すぎた50年が呼び寄せた 「襲い来る世界の脅威と幕末動乱」参考表この将軍は、清いのはいいが、政治的猜疑心が弱い。なぜ、こんなに次から次へと身内が死ぬか?病死かもしれないが、変!な毒殺の可能性、はたして、本気で対処していただろうか?(家族の連続死の構図は、別表【=No.8】におまとめ表示しました。)▼表=「No.8「徳川家治家「家族の連続死の構図」おまとめ表」」を見ると、一目瞭然ながら、この人物は、結果、やられっぱなし!!人を疑うのは悪い事だが・・・この人物に限り、もっと「疑う心」持って対処すべきだったんじゃないか?と感じてしまいますネ。偶然の病死なら、そんなに丁度イイ!タイミングで死ぬわけないぞ!▼変!な毒殺の可能性、疑えよ!!救急対処の医学や薬草知識の前に、妻子の防備人脈疑えよ!!餌で釣られてる「見かけと裏腹に実は怪しいヤツ!」が混入してるかもしれないじゃないか!!黒幕と、変!な毒の話&魔の毒殺!即死しない系統の質の悪い薬も多いのである。その場でコロッ!といかれると足がつくから、ジワジワと。乳児や幼児は容易いと言われる。当時のおしろい(=婦人の化粧)は、現世のモノと材料が異なる。実は、質が悪く、微量ながら毒物を混入していた。大人なら死なないが、乳児の口に繰り返し、これが入ると障害を来たすか死亡か。また、幼児の場合、果物や菓子に砂糖をドバッ。砂糖には、混ぜやすいし、毒見は大人だから、なんともないし、そもそも、これは、一気にコロッ!といく毒ではない。おしろいについては、彼女達は皆、厚化粧。乳母の化粧が、知らずして、乳児の口に入り、悲劇に至る例から、逆に頭を捻って、悪用したケースもあるという。他に変な毒といえば、斑猫という毒虫の毒などがあったようだ。はたして、「10代将軍_徳川家治」家の悲劇連続にそれが、関係するか、否かは、全く不明ながら。お気軽系ちょい歴史「江戸の化粧」■秋色,花,紅,乙女(鶴田一郎絵画作品,お洒落と絵画★犬と一緒に和風お洒落(秋色,花,紅,乙女No.4■江戸の輝く口紅,江戸時代化粧と口紅(秋色,花,紅,乙女No.6高貴なお家に限って、妙に早世が多いやら、弱い子が生まれるやら、家重のようなハンディ有人物が生じる率が高いのは、高貴な家から嫁を迎え、妻がそもそも丈夫でない点に加え、血筋に拘り、近親結婚などが言われるが、もうひとつが、上記である。死ななかったが障害が残ったタイプ発生。「10代将軍_徳川家治」さんよ!予防学やら、救急対応に役立つ薬の学習もいいが、その前に、忍び寄る黒幕対処が肝心と思うのだが。この将軍さんは、腹黒さが、不足。なぜか我が子&妻と妾が次々と死ぬ!・・状態のメモNEXTは、徳川家治家「家族の連続死の構図」おまとめ表【関連】■山東京伝と、松平定信の寛政の改革No.3~【関連】■11代将軍_家斉による長すぎた50年が呼び寄せた 「襲い来る世界の脅威と、幕末動乱」参考表【現在特集】=10代将軍_徳川家治&田沼意次の時代、花咲いた「西洋医学」の覚醒時代<No.1<・・<No.6<No.7(現在頁)<No.8「徳川家治家「家族の連続死の構図」おまとめ表」■サイトTOPは犬猫サイト、■幕末玄関<■人物名から追跡