小六の娘の家庭教師をやる羽目になった。今まではほったらかしててもそこそこ勉強できる子だったのだが、今年は担任の当りが悪くて、世間で言われる処の「学級崩壊」に近い状態らしく、やる気をすっかり失ってしまったようだ。なんでも塾通いしている生徒が授業を妨害するので、先生がそれにかまけてしまう為授業が進まないとの事。
塾に行ってる子供は授業があろうがなかろうが構わないかもしれないが、行ってない子供にすればたまったものではないだろう。しかし、うちはビンボーなので塾には行かせてやれないのだ。という事で「あんた、明けの日暇してるんやから勉強見たりや」と嫁に言われる。「暇ちゃうぞ、飯作ったり家事もそこそこしてるぞ」と言いたかったが、最近娘がイライラしている原因が少しでも無くなるのならと思い、勉強を見てやっている。
小六では社会科で歴史を習うのだが、僕らの時代とは難易度が違うようだ。僕は歴史は苦手だったので教える自身が無かったのだけども、現在のは、かなり易しくなっているように思えた。しかし教えてやれるのも小学校程度が限界かもしれない。
しかし腑に落ちないのは、授業を妨害するクソガキとそのクソ親である。金払って勉強させるよりも先に、親から我がの子に教えなアカン事があるんとちゃうかい?おかげで貧乏人にしわ寄せが来てるし。先生も先生で子供になめられてどないすんや。言う事聞かんガキはしばいてまえ!と思うのだけど最近は先生も体罰に関してはうるさく言われるみたいで、そういう事はできないらしい。学校がこんなんじゃケッタイな事件が次々起きるのも別に不思議な事ではないのかな。