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とんとん3428

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2006年04月24日
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みなさん、おはようございます!


4月11日(火)から14日(金)まで、とんとんが理事長をさせていただいております、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)のインドネシア準支部を訪問して参りました。


2004年のウガンダ、2003年バングラデシュ訪問に続いて、3度めの現地支部の訪問です。

インドネシアでのHFWの活動については、昨年9月のハンガー・フリー・ワールドの理事会で、撤退することを決定いたしました。

理由といたしましては、ハンガー・フリー・ワールドはもちろんのこと、UNICEF、WFPを始めとする国連組織の支援と、インドネシアの国自体の発展もあり、飢餓は終焉のレベルに到達し、ハンガー・フリー・ワールドの役目はほぼ終わったものと判断したからです。

ハンガー・フリー・ワールドの支部・準支部の設立基準は、現地の幼児死亡率(U5MR/1000人の赤ちゃんがうまれるとそのうち何人が5歳をむかえる前に亡くなってしまうかを示す)が40を上回ることとなっていますが、2004年度のUNICEFの統計で、既に40を下回り38となっています。(バングラデシュ77・ウガンダ138・ベナン152・ブルキナファソ192・日本4)

ハンガー・フリー・ワールドは、限られた財政と人員の中で、いかに世界の飢餓の終わりを創るかということを目的に活動をしていますので、インドネシアについては、現地のNGOとして活動できるように、1年をかけて組織の自立を促すとともに、その資源を数倍も厳しい環境下にある他の国の支援に振り向けるという、祝うべきことながら、半分はつらい決定をすることになったのです。

そのことを現地の事務局に納得して、受け入れてもらえるように、インドネシアのノーマン事務局長との話し合いのために、ハンガー・フリー・ワールドの渡邊事務局長と担当の冨田さんを現地に派遣したり、ノーマン事務局長を東京に招聘して話し合いの場を設けましたが、最終的な合意には至りませんでした。


今回の私の訪問は、これまでのインドネシアのハンガー・フリー・ワールド準支部の活動に対して感謝と承認を行うとともに、撤退に向けての最終的な合意をすることにありました。

私と同行した職員の冨田さんは、その後現地に1週間ほど残り、撤退後の活動がスムースに行くように、現地スタッフの能力強化のワークショップの開催するとともに、最後の1年となる現地プロジェクトの計画の策定をスタッフとともに行うこととなっていました。


それでは、少し長くなりますが、インドネシア訪問記をアップさせていただきます。


●4月11日(火)成田~デンパサール(バリ)~ジャカルタへ
7:00
自宅を出発。
留守中の仕事の処理などで出発の30分前からようやく旅行の準備を開始する。いつものことながらの「泥縄」に呆れる

9:05
成田空港でインドネシア担当スタッフの冨田さんと合流。
スターバックスでコーヒーを飲みながら軽い打ち合わせ

11:00
成田発ガルーダインドネシア航空GA881便に乗る~デンパサールへ
(飛行時間7時間25分)

17:25
デンパサール(バリ島)着 ジャカルタ行きに乗り換え
2時間ほどの待ち時間をつぶすため、空港内の韓国人が経営するカフェへ(なぜかネットカフェはすべてネットが不通だったので)イカリングフライをつまみにふたりで現地のビンタンビールを飲む。

19:40
デンパサール空港発 ガルーダ航空GA421に乗る~ジャカルタへ
40分で着くのかと思ったら、バリ島と時差が1時間あるらしく、1時間40分のフライト。

20:20
ジャカルタ空港着。ノーマン事務局長の出迎えを受ける。思ったほど暑くはない。
   
20:50
ノーマンのフォードのランドクルーザー(?)で、事務局のあるジャカルタ郊外の都市デポックへ。
途中のサテー(焼き鳥みたいなもの)を食べさせるレストランで夕食。
イスラム国なので、アルコールはなし・・・。鳥・アヒル・羊のサテー、羊のスープはまずまず美味しかった。しかし、そこで思わぬ事件が起きた・・・
太ったかわいい猫がこちらへ走って来たので、思わず声をかけようとよく見たら、なんとネズミだった。体長50cm以上はあった。ノーマンにそのことを尋ねると、レストランの外の森から来たのだと言う。でも結構太っていたような・・・。子供の頃に住んでいた古い家にもネズミがいたことを想い出したが、その時は何かをかじる音がしただけで、実物を見たわけではない。

23:30
首都ジャカルタ郊外のディポック市内のホテルへ移動。
まずまずのビジネスホテルだか、ネット環境なし。
朝まで、ぐっすり・・・

              (続く)





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Last updated  2006年09月13日 09時17分32秒
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