White Falling Star

いろんな事が積み重なって重なって今があるんだよねぇ。
今日はちょっと昔話がウェイト占める感じで。

今日は、ランナーとカラオケに行った。
相変わらず、下手だった。
１７って言う年の割りに、声変わり来たの？っていう声の高さで声に響きがなく、
かといって、女性アーティストのように綺麗な高音が出るわけでもなく。。
とまぁ、カラオケは歌えたからいいのよ。それまでが大変だった。

駅で快速で１０分くらい離れたところの町に住んでる。
だから、初めは僕んとこにランナーが来てカラオケ行く予定だったんだけど、、
市内どこ探してもだめ。ていう事で電車で１０分かけてランナーのとこの街のまで行った。
んで、そこでもいろいろ探し回って探し回った挙句、部屋に入れたのが４時。。
因みに集合時間２時。。まぁ、そんな時間だったので、歌い終わると７時くらいで外はほぼ真っ暗だった。

ちゃりで５～１０分くらい（？）の最寄り駅でランナーと別れ、そっから一回乗り継ぐと、帰れる。
そんな帰り道。
乗り継ぎの駅は結構大きい。というか、その街自体が県下２番目とか３番目とかの大きさの街。
だから、要するに……カップルばっかり目に入るんだよね。あっち見てもこっち見ても。
まぁ、去年の自分もこんなだったけど。でも、今は隣に誰もいない。
そうやって、携帯で時間を確認すると、今日は６月３日。
どっかのカップルの１０ヶ月記念か。
１０ヶ月。２桁だね。俺ん時はギリギリいけなかった２桁。
そんなこと思いながらぼーっとして、気付けば電車はもうすぐ目的地。
眼前に広がる見慣れた街。その中の一つの建物。とある人の家。それを探す自分がいた。
もう１個手前の駅で降りると自分の家から徒歩５分の駅につくんだけど、いかんせん自転車が一つ向こうの駅にとめてあるもんだからその駅に行った。まぁ、快速列車でそこしか止まらんのだけど。
んで、つくと７時５０分くらい。
記憶が曖昧だから、よくわからないけど、去年の８月３日かな。２日かな。わからないけど。
その日のこの時間。この駅にいた。家の近くに駅があるからこっちの駅はそんなに来ないのに。
まして、家は門限にやたら厳しくて、妹なんか私だけ早く帰るだよ！って怒るくらいの家で、
夜のこんな時間に外出歩くなんてまず無い時間なのに、この駅にいた。

別に夜出かけることなんて無かったから、そんな時間に家を飛び出したのは初めてかも知んない。
その日の夜。自分に彼女がいた最後の夜。彼女とメールしてた。相手は学校帰りだった。
外は真っ暗。なのに、自転車のライトはつかない。危ないからつけな。ずっと言ってた。
でも、つけなくて、んでその日も、つけてなかった。もう心配だから、俺行く！
そう言って、飯かきこんで、親がママさんバレーでいないうちに家を飛び出した。
心配だったってのもある。でも、それ以上に、一緒にいたかった。一回だめになって、
でも何だかんだで復活して、でも結局自分が心配しすぎて、グダグダ言ってるうちに
ギクシャクして、そのギクシャクを取っ払いたくて、何したらいいかわかんないけど会いたかった。
真っ暗な道を駅まで突っ走る。何とかしてつくと、彼女がいた。よく家出れたね。事情知ってるので
驚いたように言った。でも、昔みたいには笑ってなかった。ギクシャクして、形だけのコイビト
そんな感じだった。それから、彼女を家まで送ってった。家に入ろうとするのを。まって。
呼び止めて、近くの公園のブランコに腰掛けた。………。自分で誘ったくせに言葉が出ない。
なに？…うん。そんなことの繰り返し。時間だけが過ぎた。……ごめん。一言搾り出した。
え、なにが？ギクシャクしてるから。俺がちゃんとしてないから。いいよ。うん。
そんな会話をして。じゃあ、もう帰るね。そして別れた。
それから家に帰ってメールした。ごめんね。そうやってメールしてくうちに、話はこんがらがった。
そんでついに、本当に別れる事になった。形だけのコイビトでも無くなった。形に中身を入れることもできなくなった。
家飛び出さないで、無難にいれば、こうならなかったのかな。。ずっと悔やんだ。

３日。７時５０分。僕はその駅にいた。
あの日帰った道を行った。でも違うのは、街のネオンに照らされてできる影は一つだって事。
夏真っ只中のあの日に比べて、初夏に触れるかなっていうこの季節の夜は少しだけ肌寒かった。
気を緩めたら街灯の光が滲んで、ちょっと危なかった。



昔話と、今日の話。
カラオケが明るいうちに終われば。あの駅じゃなければ。３日じゃなければ。。
でも、そんないろんなもんが積み重なって、今日が出来上がってんだよね。
んー。考えすぎずに気楽に。そうしなきゃいけないんだけどなぁ。。
気楽にできない、どこにもいけない思いはどこに飛ばせばいいんだろう。

とか、言ってる暇ないか～。明日学校だぁ～。