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2010年03月09日
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テーマ:戦争反対(1190)
カテゴリ:徴兵制

自民党が憲法改正内容を検討するにあたって徴兵制の導入を視野に入れていたとかいないとか。

最終的には、自民党側が否定のコメントを出して幕引きを計るようですけど、これはどう見ても徴兵制の検討でしょうに。

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自民党:「徴兵制検討」示唆 幹事長、慌てて否定

 自民党の憲法改正推進本部(本部長・保利耕輔元文相)が4日公表した論点整理に徴兵制の検討を示唆するかのような部分があり、大島理森幹事長が急きょ談話を発表して打ち消す一幕があった。

 論点整理は「国民の権利及び義務」の項目で「ドイツをはじめ多くの国では、憲法で、国民の兵役義務や、良心的事由に基づいてこれを拒否する者の代替役務等が定められている」と指摘したうえで、「民主主義国家における兵役義務の意味や軍隊と国民との関係などについて、さらに詰めた検討を行う必要がある」と提起した。

 これが「徴兵制検討」と速報されたのに慌てた大島氏は、談話で「論点整理はあくまでも他の民主主義国家の現状を整理したもの。わが党が徴兵制を検討することはない」と否定した。【木下訓明】

毎日新聞 2010年3月4日 21時01分(最終更新 3月5日 1時27分)


http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100305k0000m010084000c.html
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でも、自民党が徴兵制を検討するというのは正しい姿勢だと、私は評価したんですけれどね。

だって、このブログでは何度も指摘しているように、自民党が以前に発表した改憲案では、自衛隊(自衛軍)に海外での武力行使の道を開く内容になっており、危険度のアップと今後の少子化の進展も合わせて考えれば、業務の増大と志願者の減少により、志願制では組織を維持できない可能性が高くなっていましたから。

それを解決するために徴兵制を検討するというのは、あのような改憲案を提示した政党としては、当然やるべきことであると言えます。
でも、自民党はそれを否定してしまった。やっぱり自民党ってのは相変わらず信用ならない政党だなということがわかりました。


それにしても、この件で「自民党はそんなことはこれっぽっちも考えていない」とか必死で強弁しようとしている自称「保守」の人達がいるのが何とも不思議。
保守だったら、自分達で自分の国を守る徴兵制を検討するというのは、本来もっと後押ししてしかるべきでしょうに。

結局、あの人達が「保守」したいのは「我が身」。だから自分達が死ぬ確率が高まるようなことは起きて欲しくない。口では勇ましいことを言っても、これまで通り自衛隊や米軍に弾除けになって欲しい、それが彼らの本音ってことなんでしょうね。






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最終更新日  2010年03月09日 02時58分05秒
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