|
カテゴリ:カテゴリ未分類
----- Original Message -----
From: > To: ??????@f6.dion.ne.jp> Sent: Saturday, June 09, 2007 11:16 AM Subject: 9日の日記 > 気象に関する知識は中学校で習った程度あるかないかですが、梅雨入り前特有の大気の不安定なのか(例年がどうであったのか全く記憶に残っていないのが不思議です/笑)、空模様は分刻みに変わっていくような一日でした。それでもこの時期はすでに太陽が照ると、蒸し暑さが増すのですが、それが柔らぐ分だけ雨上がりは過し易いのが救いです。 昨日はちょっと堪り兼ねて、“年金問題”を社保庁の歴代長官の、“おいしい天下り”の事実から書き留めました。「民間ではああいうことは起こらない・・・」というものの、一方で介護保険制度施行後、起こるべくして起こったと(私は考えています)おもえる、民間企業としての訪問介護最大手コムスンの不正申請問題が世間を困惑させている。 これらの根っこを私なりにどう捉えているかを、生徒達に回答するつもりで書き留めておきたい。 コムスンの問題は、民間企業の利益追求体質だけの問題では決してない。あくまでも、コムスンの実質経営者である折口雅博会長(個人的には相当“怪しい奴”だと感じている)とやらの資質の問題だろう。 NPO人として活動している経験上、ここ何年かの民間委託という流れも、まだまだ未熟で、何でもかんでも“名前のある大きな民間”に任せておけば、(行政側にとって)リスクが少ないという、行政側の体質が背景にあることを強く感じている。 このコムスン問題にしても、どこかで許認可省庁の厚生労働省(一度解体してしまえばいい)の、背景的責任が免れないはずだ。まあコムスン(「折口会長は」か)は、こうなったら強かに考えているだろうから、生き残るために厚生労働省に責任の矛先が一切いかないように振る舞うだろうが。 要は、こういう類のもの(福祉とか教育とか、地域社会がその関わりを強くもつもの)の民間委託というものは、本来『市民』が請け負うべきこと。つまりNPO法人等がしっかりしない限り、こんなことを永遠に繰り返す。 この国においての、21世紀においての、一番根っこにある大問題は、“地域市民”が全くといっていいほど育っていないということです。 子ども達を真っ当な大人にするということは、この国なりの市民を創るということなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|