イギリスの風

天気：くもりあめ　風：9Knot

＊近くのパブの主催で毎年行われるチャリティーの手作りボートレースが
先日土曜日の２３日に行われました。
チームはそれぞれにボートを作り、思い思いのコスチュームで参加。
うちのあほ旦那と会社の同僚合わせて６人もこのレースに参加しました。
ここ最近このレースのために毎日遅くまでボート作りをして
土日まで出勤？したりして、皆さんなかなかの気合の入れよう。
会社の実験室を占領し、その上あほ旦那の会社の製品の材料を使いボートを作成。
さすがにみんなエンジニアだけあって自信満々！！勝つ気満々！！
別に勝っても賞金もらえる訳ではないらしいんですけどね（笑）。チャリティーですから。。。

どんなボートを作ったかというと、簡単にいうとアヒルボートの原理です。
足でペダルを漕ぐと進むあの山中湖とかにあるようなやつです。
ボートとなる浮きの部分は車のエアバッグの生地にシリコンを塗りこみ防水加工して膨らます。
それに自転車４台（ドリンクホルダー付）を連結しスクリューにつなげ走らせるという仕組み。
そしてこのメインボートの後ろに２つのいかだ型ボート（ドリンクホルダー付）を連結しけん引。
更にこのメインボートの前方には広いデッキ部分があって人が他に２人は寝れる。
かなり凝った＆ちょっとラグジュアリーなボートな訳です！
当日デッキには会社の受付の女性が水着で横たわりビールを片手に余裕の笑みを浮かべ
大衆にアピールする予定でした。
゛でした"というのも、実は受付嬢が風邪でダウン。
そこで何と！代わりにその役を私にやってくれないかと。。。
もちろん答えは。



NO～～！！



そんなこっぱずかしい事出来るわけありませんがな～！！
そんな大衆に見せられる程立派なボディーではございませんし～！
確かにある意味では立派なボディーではありますが使い道が完全に間違ってます！
どちらかというと自転車漕ぐ方に向いてるボディーですがな～！
ということで丁重にお断りしました（笑）。

レース当日。
私は自転車で会場となる所に行き、あほ旦那たちの到着を待つ。
他の参加チームはボートを車で運んできて、Langstone Harbour（湾）のスタート地点に
既にスタンバイさせている。
スタート時間５分前になっても現われないあほ旦那チーム。
実は彼ら、劇的な登場をしようと車でボートを運ばずに海から登場することになっていた。
ワイシャツにネクタイそして短パンという姿で。。。

お～！！やっとスタート地点に近づいて来たぞ～！
あと２０ｍでスタートラインにといった所でレースがスタートしてしまった！

うん、うん、結構このボート早いから大丈夫。追いつくさー！
と思ったのもつかの間、漕いでも漕いでも進まずに反対方向に流されていく。。。
あちゃ～…

トラブル発生。

何だか一本重要なボルトが抜けて無くなってしまったらしい。スクリューが回らない。

大パニック！
結局レースがスタートして１５分後、トップの集団は既に折り返し地点を通過しゴールに着く寸前
どうにか直して出発した時には時既に遅し。
ほとんどのボートがゴールし、何船かのボートは途中で分解、沈没して救助される中
どうにか一応フィニッシュ出来たという次第でした。

もしもトラブルなくスタート出来ていたら確実に１位を獲れたほど早かったんですよ！

ホントに残念。
結果は　『　Wooden Spoon　』　（最下位のことです。）
ビリでもきちんとプレートを頂いて帰ってきました（笑）。

レースの後は関係者を乗せて漕いだり、湾の対岸のパブまでわざわざビール買いに
漕いで行ったりして楽しんでました。←もうみんな酔っ払い運転♪
私もデッキ部分に乗せてもらいました。（もちろん水着でじゃないですよ（笑）！）

結果は良くなかったけど、あほ旦那を含むチームのみんなも満足気。
思い出に残るイギリスの夏のあほらしいイベントでした。



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あほ旦那チームのボート♪
よーく見ると見える白いホースは空気をボートに吹き込む為の物。
時々空気を入れないと沈んでしまうので漕ぎながら膨らます。
酔っ払ってくるとかなりハードらしい（笑）。






海賊船も参加！






半分壊れてレスキューされてました～！チラリと見える胸毛が素敵な制服姿。