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2006.11.26
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テーマ:虫!(815)


 先日クロヒラタアブの産卵行動を載せたが、実は最近アブ類に一寸凝っている。特にヒラタアブ類はアリマキの捕食者で我が家の庭の味方だし、幼虫は尾長蛆ではないから(と言っても、やはり形は「蛆」。近日中にクロヒラタアブの終齢幼虫を紹介する)、好感が持てる。

 アブ類は分類が難しく、ゲニタリア(交尾器)を見ないと分からない種類も多いらしい。しかし、「ハナアブの世界」と言う力強いサイトがあるので、専ら其処に頼ることにしている。

 今日紹介するのはこのサイトで種が判明したオオフタホシヒラタアブである。



 我が家の垣根は一面がツルバラになっている。さる貴人がら賜った由緒あるバラなのだが、これに終年アリマキが集る。特に春と秋に多い(このツルバラは寒冷地の出身らしく、夏には生長を止める)。

 よくホソヒラタアブが産卵に来ているが、先日ホソヒラタアブよりはずっと大型で、且つ、胴体(腹部)の太いアブがやって来た。あちこち飛び回っては、アリマキの居るバラの穂先にお尻の先をくっ付けて産卵しているところを見ると、ヒラタアブの1種らしい。


オオフタホシヒラタアブ1
オオフタホシヒラタアブ.腹部の模様が見える

この後腹部を曲げて産卵する(2006/10/29)



 実を言うと、こんなに大きくて太いヒラタアブを見るのは初めてで、こんな種類も居るのかと一寸ビックリした。

 非常に敏感でまともな写真は2~3枚しか撮れなかった。しかし、模様を含めてかなり特徴的な形態をしているので、種類は恐らく判明するであろうと思い、「ハナアブの世界」で調べてみると、直ぐにオオフタホシヒラタアブに行き当たった。

 例によって、本当にオオフタホシヒラタアブか否かは種の記載を読んで一致するかを調べなくてはならないが、まァ、学術論文ではないから、オオフタホシヒラタアブとしておく。

オオフタホシヒラタアブ2
オオフタホシヒラタアブ.お尻を曲げてツルバラの枝に産卵中

周りにはアリマキが沢山いる(2006/10/29)



 このヒラタアブはかなり前からツルバラの辺りで産卵行動をしていた。カメラを持って来た頃にはもう充分産卵していたらしく、写真を撮り始めたら直ぐに何処かへ行ってしまった。もう少し撮りたかった。



 1週間ほど経ってから、オオフタホシヒラタアブの幼虫が居ないかアリマキの集っているツルバラの穂先を調べてみた。残念ながら何も見つからなかったが、来年はヒラタアブ類の幼虫を飼育してみようか、と思っている。







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最終更新日  2006.11.26 11:13:04
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