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カテゴリ:植物(木本)
しかし、今年は多少は良い様である。蕾も途中で萎えてしまうことが多いのだが、今年は今のところ順調でチャンと開花している。 御覧の様に、始めは濃い桃色をしているが、開くに順い色が薄くなって来て、やがて殆ど白になってしまう。西洋シャクナゲに較べて色が淡く、どぎつくない。
日本シャクナゲは西洋シャクナゲに較べると、やはり気品がある。我が家にある西洋シャクナゲ類は何れも新梢が伸び過ぎて間延びしてしまい、大胆に切り戻しをしないと木全体の姿が整わない。尤も、日本シャクナゲは枯れ枝が生じ易いから、常に気を付けていないと西洋シャクナゲよりももっと酷くなってしまうが・・・。 また、普通に売られている西洋シャクナゲの多くは葉が平らで少し薄く柔らかい。極端な言い方をするとペラペラした感がある。一方、日本シャクナゲは葉身が厚くて固く凸状になるものが多い。これが、何となく重厚な感じを醸し出している。
ところでこの日本シャクナゲ、種類が良く分からない。日本産のシャクナゲには、シャクナゲ(ツクシシャクナゲ)、ホソバシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、キバナシャクナゲ等があり、更にその変種がかなりの数ある。しかし、その何れとも一致しない。アズマシャクナゲに一番近いが、記載の一致しない部分がある。恐らく、日本で作られた園芸品種の1つなのであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.11 10:22:11
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