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テーマ:日々自然観察(9899)
カテゴリ:その他の動物
其処で、もう一度葉を取って来て、マクロレンズでよ~く見てみた。葉の表面には何もいないが、葉から少し離れたところに蜘蛛の巣の様なものが浮いていて、その上にハダニが沢山居るのが認められた。以前は、葉の上しか見なかったので、気が付かなかったらしい。
体長0.3~0.4mm。以前紹介したカタバミハダニや其処に一緒にいた種不明のハダニよりも小さい。これくらい小さいと、マクロレンズで覗いていても、気を付けないと見落とす。 「日本原色植物ダニ図鑑」によると、シソには2種のホコリダニの他、アシノワハダニ、カンザワハダニ、ナミハダニが付くそうである。シソという植物は、昆虫にもハダニにも好かれる存在らしい。
今回もまたピクセル等倍の見苦しい写真で恐縮である。2枚目と3枚目の写真はアシノワハダニ、次のはナミハダニかカンザワハダニ、最後の左はナミハダニ、右はアシノワハダニの若虫の様に見えるが、何分にもハダニは超初心者なので、「種類は不明」としておく。これらのハダニは本来体長0.4~0.6mmなので、写真のハダニ類は少し小さ過ぎる気もする。
我が家では数箇所にシソが生えている。その内、日当たりの良いところほどハダニの被害が酷く、朝日しか当たらない所に生えているシソだけがハダニに侵されていない。やはり、教科書通り、ハダニは乾燥した所が好きらしい。
シソの葉裏にこれだけハダニが沢山居ても、老眼の眼には全く何も映らない。ハダニを食べても特に感染症に罹ったりする可能性はないと思うが、シソは生食するので、ハダニも一緒に生で食べているのかと思うと何となく気分が宜しくない。 庭のシソを食べるときには、ルーペかマクロレンズでよ~く覗いてからにした方が無難の様である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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