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俎の上の初心者がん患者

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2008.03.13
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テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:乳腺の話

久しぶりの更新です。

未だかつて無いくらいの仕事の過密スケジュールに加え、

引越しなどの一大イベントが控えてまして、

毎日、バタバタと過ごしておりました。


子宮体ガンの方の経過は、いたって問題なく。

更年期を緩和するため、プレマリンも飲んでますし。

ほんとは・・・・・飲まない方がいいらしいけど・・・。


というのも、マンモグラフィーで毎回ひっかかるわけでして、

おっぱいのガンといえば女性ホルモン系のガン。

出来るだけ女性ホルモンは摂取したくないところなんですよ。

で、前回もお話しした、聖マリの本院にて

乳房の経過観察をすることになったいきさつは思い出していただけましたでしょうか?


前回8月の診察から半年後の2月半ば。

また、経過観察のマンモグラフィーを撮りに行きます。

今回も何事もなく過ぎ去る物だと思っていたのですが・・・・・


「はじめさん、実は新しい石灰化が増えていまして。」

「あっ、ほんとですね~。」

「今回は、生検しないといけません。」

「・・・・・・・(;´Д`)ノ 」

「早いところした方がいいのですが、一番早くても一ヶ月後です。」


他にも、ガンだったらどうなるとか、色々話はしたのですが、

今回は省略。


その生検のマンモトームという検査なんですが、

そもそも、それはなんぞや?



今まで生検といえば、

1. ピストルのような物でアバウトに取り出す。

 経験有り・・・・過去ブログ参照。(結果、採取できなくて痛い思いだけして泣いた)

2.メスで切開して取り出す。(立派な手術です)

という方法しか無かったのです。

そこでマンモトームなんですが、

ドリルのような物と画像診断機を合体させた代物だと思ってください。

正確な位置を割り出しながら、ドリルで掘り進め、

ここだというところで、検体を吸引するという手法なんです。


これですと、検体の取りそこねがない。

問題の場所に正確にヒットする。

切り傷もほとんど残らない。

というメリットがあるのです。


 


3月11日


いよいよマンモトーム体験日である。

マンモグラフィーの検査の前には、10人ほどの待ち人がいる。

その列に加わること1分。

看護婦さんが寄ってきて、すごく親切に話しかける。

「今日の検査は、同じ姿勢をとり続けなくてはいけないので、辛いのよ。

おトイレ済んでます?今日は頑張ってね。」


他の患者は、「こいつ・・・アウトだったのか?」

という目でじろじろ見られる・・・・・。


先にマンモグラフィーの写真を撮って(待ち人より優先)

いよいよマンモトームの部屋に入室。

先生から説明がある。

「体を固定した状態で、いろんな角度から写真を撮り、

ここだとコンピューターが解析するまで、だいたい30分くらいはかかります。

そこから、針を刺して検体を吸引しますので、1時間は同じ姿勢になることになります。

あっ、まれに乳房が小さい場合は、コンピューターで解析できない場合もあるんですが、

そうなったらその時に考えましょう。」


(;・∀・)アセアセ

コンピューターが解析不能???

困ったな・・・私の場合は虚乳だからなぁ・・・・・。


ここのマンモトームは患者が横になって、機械に乳をサンドする。

サンドした状態で、体が動かないように、

小さなベッドの隙間という隙間に、タオルやクッションを詰め込んで、

体が動かないように固定する。

あーーーーー、ジーンズで来るんじゃなかった。

腰の辺りがすでに痛いよぅ。。。


カメラが機械の周りをウィンウィンいいながら回り、撮影している。

意外と早く「オッケー、じゃ、セットして」という声がかかる。

どうやら、解析できたようだ。一安心w

そして、麻酔をかけられる。

透明な縦型の箱の中に、ドリルのような物があり、

そこからチューブやらコードやらが4本くらい出ている。

その機械を、カチッとセットする。


「切開しますよ~」

(;・∀・)アセアセ

やはり、ドリルのはいる場所は切るんだね。


「0地点から、2ミリ・・・はいもうちょっと・・・痛くないですか?」

「はい・・・」

「もう2ミリ・・・・ポジション確認!痛くないですか?」

「痛く・・・・痛!(;´Д`)ノ いたた・・・」

「ストップ!麻酔します。一回戻って!」


と、ここで局部麻酔の追加。

そしてここから機械の調子が悪くなる。

だいたいここまでで45分くらいだろうか。


「あれ~~~?動かないよ」

「エラーコード022って何?」


マニュアル本をぱらぱらめくる音がする。

「22は無いです」

「えーーー、なんだろうね?」

と、医師2人に技師1人に看護婦2人でアーでもないこーでもないと始まる。

「電話!電話かけて!」

「もしもしーーー?緊急事態、急ぎです」


どうやら、メーカーに電話しているようだ。


その時点で、私のおっぱいの先には例のドリルがあり、

すでに、穴が空いている状態なのよ。

医師は「あっ、肝心なところが聞こえない!もしもしーーー!」

などと、動けない私の頭の上でわめいている。


看護婦がやってきて

「ごめんね。こんなに時間がかかるのは私も初めてで・・・。辛いわね~~。」


と、私のしびれた手をさすってくれる。


30分くらい経過しただろうか・・・・。

やっと解決して機械が動き始める。

「はい。進めて。後2ミリ。オッケー!画像確認して。」

「オッケーです。じゃ、3時と9時で取りますよ。」

「取りました?じゃ、検体が間違いなく取れているか確認しますので、

もうちょっとこのままでいてください。」


と、この様な流れで、無事に検体が終了しました。

このときに2時間が経過。。。。。。。


マンモトームは検体を取り出した後に、

取り出した箇所がわかるように小さな金属を埋め込む。

もし、ガン細胞が見つかった場合の目印だろうか?


ふと見ると、おっぱいは血だらけで、

看護婦さんがきれいに拭いてくれていました。

簡単な気持ちで来たんだけど、意外と大変な事だったです・・・。


圧迫止血をしてもらい、やっと開放されまして、

予定より1時間半もオーバーしてやっと帰路につくのでした。

そして翌日もちゃんと止血されているか、外来で消毒などの処置も受けました。

今日で3日目ですが、まだ動くと痛みます。(´Д⊂グスン


でも、これで検体がきちんと取れたことがわかります。

以前のように痛い思いして、高いお金支払っても、「検体がありませんでした。」

というようなことは無いはずです。


一応、子宮体ガンの経過観察のため、

3ヶ月に一度は腫瘍マーカーの検査もしていますし、

問題は無いだろうと思います。

思い当たるのは、去年はフットサルで胸を強打したりしていますから、

水が溜まった後に石灰化したんではないかと。

ともかく結果が出るのは引越しの後です。

今度は聖マリに近くなるから、通うのは楽になるなぁ~。


でも、今後もマンモグラフィーのところで終わって欲しい物です。






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Last updated  2008.03.13 11:06:35
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