テーマ:食べ物あれこれ(49781)
カテゴリ:食事・食べもの
今日は、日本国内だけで、 どれだけのチョコレートが消費されたのでしょう? 幸せいっぱいもたらせてくれるチョコレート!! 私も大好きです♪
でも、年に一度、大量消費されるこの日だけは、 やっぱり、このことを思い出します。 それは、原料のカカオを生産しているプランテーションで 奴隷状態にいる子どもたちのこと…。 1年くらい前だったか、テレビの番組でレポートされていた アフリカ(たぶんガーナ) のプランテーションで 学校にも行けず、食事も寝るところも満足な環境にない子どもたちは プランテーションの外へは出ることができないような薄給で 働かされている親のもとに生まれ、 このプランテーションの中で育ち、 小学生くらいの年齢になると、 7~8mの高さにもなるというカカオの木に 命綱なしで登って収穫させられるのです。 そして、落ちて亡くなる子も多いのだとか…。
カカオの木の写真が、こちらのチョコレートメーカーのHPにあります。 背の低い木の写真ですが、こんな頼りない太さの木、 直径10~20cmで7~8mの高さの木に登るのですから、 やはり、恐ろしいですよね・・・。 そして勿論、この子どもたちは、 自分たちが収穫しているカカオが なぜこんなに大事にされているのか、 一体どんなものに変身するのか、知る由もない…。
ILOのサイトに、カカオプランテーションでの児童労働について
カカオ農園で働く子供たちは、チョコレートを知らない。
こちらは、映像で知るコーヒーの現状!(DVD) 世界で1日に約20億杯も飲まれている
せめて、「フェアトレード」の商品を見かけた時には、 ちょっぴりお高いけれど、 現地の子どもたちの労働を許さない・・・という意味でも 現代の奴隷制度とも言えるプランテーションの在り方に 一石を投じる意味でも、購入してみましょう♪ その一歩が、世界中の子どもたちの幸せへの一歩になると思うのです♪
そして、そんなプランテーションは、他にも・・・ 。 コーヒー、紅茶、油ヤシ(パーム油の原料)、砂糖などの作物でも 同様の問題があるようです。
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自分たちの毎日飲んでいるコーヒーや食べているチョコレートがこのような児童労働や搾取のもとで生産されているのですね。本当にフェアトレードは必要ですね。
(2009年02月15日 10時36分16秒)
ぜんぜん知りませんでした。
私のイメージでは チョコの原料のカカオの生産は 黒人の人たちが 明るく楽しく働いていて そして こんなに 甘くて 人を幸せな気持ちにしてくれる チョコが 出来ている・・・。と 思っていました。 勝手な イメージでした・・・。 子供達 自分の収穫したカカオが こんなにおいしい チョコに なるって知って欲しいな。 そして 食べて欲しいな・・・。 (2009年02月15日 15時51分24秒)
じゅんぺい1960さん、こんにちは!
本当に、激安商品の裏にある問題は とても深刻で・・・ でも、普通では私たちの目に触れないから 余計に深刻に… 適正価格で物を買うことで、 私たちお互いの生活も、もっと心豊かになるような気がしています。 過当競争、価格破壊がもたらしたものが 今の日本社会の現状なのでは… なんて考えることもあります。 ダイエー・松下戦争が結果が違っていたら…って。 (2009年02月15日 21時52分00秒)
天然マーメイドさん、こんにちは!
そうなんですよね・・・。 意識しなければ全く分からないことなんですよね~…。 東大卒の女優さんが、さまざまな社会問題を報道番組で追いかけながらも、 パームやしプランテーションの前で、自然派洗剤のCMをされているのには、全く驚いた次第で・・・。 だから、ちょっとずつでも私たちは、 目の前の物を作ってくれている人々の顔を想像し 感謝を持って購入する消費行動をすることで 食の安全をも揺るがすような問題が起きない社会に 変えていくことができるんじゃないかなあ…って。 (2009年02月15日 22時10分28秒)
私のすむ町には、ハリエット・ビーチャー・ストウ夫人のサマーハウスが今でも残っており、その家こそ、彼女が「アンクル・トムの小屋」を執筆した家だそうです。
私たち、もう一度あの本を手に取らなければいけない時期に来ているのではないでしょうか。 (2009年02月15日 23時33分19秒)
LimeGreenさん、こんにちは!
日本では、100年に一度の未曽有の事態。。。なんて騒がれていますが、 それまでの繁栄が、やはり自分勝手な儲け主義がもたらしたものだったということ・・なんですよね。 一部の幹部たちの繁栄のため・・・だったり 一部の国の利益のため・・・だったり 自分さえよければ…的な発想が、 広く一般市民にまで浸透した結果なのかな~…って。 ダイエーの価格破壊にとことん反対した松下幸之助さんには、 その先にあるこの現状が、もしかしたら見えていたのかな・・・??? アンクル・トム、また読んでみたくなりました! 自分たちの >私のすむ町には、ハリエット・ビーチャー・ストウ夫人のサマーハウスが今でも残っており、その家こそ、彼女が「アンクル・トムの小屋」を執筆した家だそうです。 > >私たち、もう一度あの本を手に取らなければいけない時期に来ているのではないでしょうか。 ----- (2009年02月16日 00時01分01秒) |
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