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カテゴリ:アジのある杉足場板NEWS
こちら1年に渡って試行錯誤し、なんとか納品にこぎつけた北九州のSさんとの共同企画「Sプロジェクト」。約一ヶ月前に無事納品となりました。
その時の様子をレポートします。 「Sプロジェクト」ってなんやねん?という人は先ずはこちらを ↓ m(__)m 2009.01.22 「Sプロジェクト~復活の第四弾 試作品」 ← BEFORE:素敵な一戸建てのリビングルームです。元床は塩ビのクッションフロアーの木目調、一昔前に流行った床です。二昔前はじゅうたんですので、床を見たらおおよそどれくらいに建てられたかわかります。 → Sプロジェクトで開発された商品は900×900mmの合板サイズ。その上に厚さ5mmに挽き割った使い古した杉足場板をそれぞれに5枚(180mm×5枚=900mm)張り付けてあります。裏面には硬いスポンジのようなもの(カルプといいます)が張り付けてあります。仕上がりの厚さは約20mmもあり、そこそこの重量がありますので、置くだけでもOKというのが開発の要件でした。 ← AFTER:並べるだけですので、あっという間に完成します。いわゆるライン張り、皆同じ方向に並んですっきりとした印象となります。 → 市松模様にしてみました。ベランダで人気のパネル状のデッキ材などと同様に並べる向きによって変化が楽しめます。お好みですが、やはりライン張りが馴染みますね。 ← 断面部分のアップです。この部分をどう隠すかがポイントです。まさに試行錯誤の末… → 5mmに挽き割った表面材を利用し、両面テープで付けることとしました。角の部分の納まり等ではひと手間かかりますが、そもそもの床のテイストがラフが売りなので、多少の不揃いはさほど気にならないところが救いです。 いい色ツヤでしょ。実はこれは現地にて皆で天然蜜蝋ワックスを塗って仕上げたものです。ごしごし塗って、拭き取って、更に空拭きしてピッカピッカに、かつしっとり仕上げました。写真では伝わりませんが、匂いも程よくたちこめています。 ぐぐっとアップです。 さて、このSさんとの共同開発商品ですが、一応の完成→納品となりましたが、当社生産の都合もあり正式発売は未定です。 1年の長きに渡ってモニターとしてアドバイスいただいたSさんには本当に感謝しています。発売が前後してしまいましたが、5mmに挽き割った杉足場板は「T-5シリーズ」として、一足お先にデビューすることができました。これもSプロジェクトがあったからこそです。 そんな素敵なSさんは地元北九州ではちょっと名の知れた方。 彼女のブログ「劇的に夢叶う」でも施工当日の様子が紹介されていますのでご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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