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カテゴリ:足場施工例&作品
CHANNEL SQUAR(通称チャンスク)は被災地福島市内にできたインドアパーク施設です。放射能を気にせず、子供達が思い切り遊べる場として、また人と人がつながる場として、多くの方々の期待を背負って誕生しました。この一大プロジェクトに、WOODPROも縁あってASHIBAでお手伝いすることとなりました。
HIROSHIMAとFUKUSHIMAには歴史的共通点があります。放射能という目に見えない恐怖と闘ってきた方々の苦悩は計り知れません。そんな思いも今回のプロジェクトを強烈に後押ししてくれたように思えます。 ご利用いただいた材料は京都東本願寺から帰ってきたばかりの合板足場板、丈夫でタフで折れない足場板が、まさしく復興の足場となりますよう願いを込めてご協力させていただきました。 「ここには未来がある、夢がある。」とおっしゃっていた理事長の平さんとスタッフの方々の熱い思いが福島に浸透していくことを願ってやみません。 東本願寺から返ってきたばかりの合板足場板をそのまま大型トラックに積み込んで福島に走りました。いろいろ事情があって時間的猶予がなく、ビスも付いたままの未整備の状態でお送りすることとなりました(>_<) 3/26のオープニングセレモニーのテープカット、ロックバンドのマンウィズ(MAN WITH A MISSION)も応援に駆け付けてくれました。 施設入口のツリーハウスが目を引きます。こちらは施設の総合プロデュースを手掛けられたツリーハウスの第一人者小林崇さんの作品。 パークランドとフリースペースは小学生以下は無料で利用できます。 壁面とスポンサープレートは合板足場板、WOODPROの上のCAFE COMPANYさんのご紹介でこのたびのコラボレーションが実現しました。 黒っぽい板は東本願寺のご修復工事で5~10年使われていた表側の部分、一方少し明るい感じの板はその裏面です。両者をミックスすることで、独特の風合いが醸し出されています。 カウンターは怪我のないよう角をアールに切り取り、表面も入念にサンディングされています。 有料スペースのパークランドとフリースペース 杉足場板と違って抜群の強度と寸法安定性を誇る合板足場板は、こういう施設の床にはオススメです。 カフェカンパニーさんのWIRED CAFEの切り文字はなんと合板足場板でした(驚) 現場で付けられた黄色いラインがアクセントに (実際のセット商品には、このようなキャラクターの強い板は入れておりません。広島の直営店舗のみの取り扱いとなります。) カウンターの角面はしっかりサンディングして、ササクレ対策を施しています。 床だけで約300平米分の合板足場板をモルタル床にダイレクトビスで施工されています。 ショップスペース ここからまた歴史を床に刻んでいきます。 こちらは隣の栃木県黒磯にあるカフェの老舗「1988 CAFE SHOZO」の床。いずれこんな床になると素敵です。 日本のツリーハウスの第一人者小林さんと記念撮影。施設内の総合プロデュースをされた小林さんにはすっかりお世話になりました。 2015/03/30 「 東本願寺の足場板を使ってみないか?」 いよいよ4月1日から新発売です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.31 18:48:25
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