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カテゴリ:鍛練日記
陳式太極拳には数々のいわゆる「関節技」がありますし、相手を引き込むなど、相手をこちらの思うように支配するには当然「手」も使います。それにはある程度の握力が必要になってきますが、なにより「指の力」が大切だと教わりました。「纏糸」でも指から力を伝えることは基本です。握力で「グチャッ」とひねりつぶす訳ではありません。(それだけ握力があればそれでも良いと思いますけど・・・)
沖縄空手の伝統的な鍛錬方法のひとつ。足さばきも一緒に行うようです。 このところ李先生から指力を鍛錬するのに大き目の「壺」を二つ買うように薦められています。 上の写真のような壺ですが、なかなか手ごろな大きさの「壺」が見つからず、あるにはあるものの値段が高いので、なにか違う物を使って代用できないものかと頭をひねっておりました。いろいろインターネットで調べていると幾つか「腕、握力」増強器具を見つけました。 ロシアの伝統鍛錬器具「ケトルベル」、ロシア特殊部隊が採用しているほどで筋肉のバランス、瞬発力、持久力、また体全体のバランス鍛錬に絶大な効果があるようです。トレーニング方法(動作)に従い器具を使用するので、使いこなす難易度も高いようです。写真の協会公認の物は約20KGほどの物が2万円ほどします。 おなじみのハンドグリップです。 アルミ削りだしのものは5000円ほどだそうです。 私は60KGの物を使用しています。 こちらも沖縄空手の伝統鍛錬用具「石鍵(サーシ)」です。使用方法は日本版ケトルベルのようなものでしょうか。 「RBブロックウエイト」です。使用法は持ち上げ下げする単純なものですが、「握力、指力強化」には絶大な効果があるそうです。約13、6KGの物が19000円です。 普通のレンガにダンベルなどの重りをつけて持ち上げる鍛錬(ピンチリフト)です。シングル、ダブルの純正ピンチブロックも売っています。 そしていろいろ検討の結果、私が採用した鍛錬器具は自然素材のブロックウエイトです。 先日、少々頑丈なカバンを背負い北京郊外の川に出かけ、さりげなく魚を探したり、蟹を探したりしながら私の手に合う石を探しました。 これが結構面白いのだ。 「さあ、これからおいらと共に汗を一緒に流すことになるお相手はどれかな、うふふ」 などど少々変態化しつついろんな石の形、色、肌触り、匂い、を真剣に選んで、あんまり気に入ったのが無かったけど、なんとか二つ選び出した。 周りをキョロキョロ見渡し、中国警察の監視の隙を見てすかさずカバンの中に入れ、速やかに川を後にした。 カバンが異常に重たかったがなんのその。家に帰って洗剤とたわしでゴシゴシしてあげて、やさしくドライヤーで乾燥してあげました。 一つがちょうど10KGありました。 手を大きく広げて掴める大きさがちょうどよいです。重量は個人の力量に合わせて選びます。あまりザラザラした物より、漬物石のように滑らかなほうが良いと思います。風呂上りなど手がふやけた状態でもピンチリフトは控えましょう。手の皮がめくれてしまいます。 皆様もどうですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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