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カテゴリ:育てる
亀田騒動も処分が下され謝罪もあってとりあえずは落ち着きそうな感がある。
反則行為や暴言についてはともかく、ボクシングに対する姿勢については評価する意見も多々見られるし、私もそれなりに評価はしているのだが、どうもすっきりしないところがあり、その原因がようやく分かった。 それは、いわゆる彼らの「ビッグマウス」だ。 自らの士気を高めるためとか、自分を追い込んでとかいうけれども、それだけなら、彼らだけでなく前からよくあったことだ。 しかし、相手に対する暴言がひどいというか、相手を蔑むと同時にボクシングを貶める言動がある。自分が強いことを誇示するのはいい。相手が大したことないっていうのもまあいい。ただ、その道で自分のずっと先を歩くチャンピオンに対して「ゴキブリ」とかいうのはどうだろう。 その例えで、野球の話があった。 プロ野球の楽天で活躍している田中投手。もし、彼がイチローと対戦することになったときに、彼をゴキブリ呼ばわりし、さんざん罵った挙句に「三振とれなきゃ切腹するよ」なんて言ったらどうだろう。 そこでボコボコに打たれて何も言わずにひっこんで行ったら... 柔道でいうと、鈴木圭次が山下や小川に対して暴言を吐くようなもんかな? こんなことは本来ありえないよな。どれもその道で尊敬される人ばかりだし、例え自分の士気を高めるためとはいえ、「ゴキブリ」なんていえないよ。自分が目指しているのは他ならぬその「ゴキブリ」の位置だよ。まあ、ゴキブリはともかくそんなつまらないものを目指して命を懸けて努力するってのも笑える話だ。 その例えを見たときに「やっぱりまじめにボクシングをやりたいわけじゃないのかな?」と思ってしまったのだ。 次に復帰してくるときには自分が歩むはずの道の先にいる先人を蔑むような行為は改めていて欲しいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月19日 06時05分03秒
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