テーマ:ニュース(99487)
カテゴリ:航空・宇宙
先日書いた『飛行機から宇宙船を発射』ですが、
どうやら僕の書いた内容は、間違いだったようです。 スペースシップワンの話ではなかったですね。 正確には『飛行機から発射するロケットの分離テスト』が行われただけのようです。 詳細はこちらをご覧ください。 つーか、ニュースにするほどのことだったのだろうか・・・・・・・。 燃料詰まったロケットがテールヘビーなのはあたりまえだし、姿勢を安定させるためにパラシュート付けただけですよね? これって、スペースシップワンには応用できないと思うな。 宇宙機は半分飛行機だから、尾翼による風見安定が発生します。 機首向きに姿勢を保とうとするんです。 それに、重心が後の方に偏ってることもないでしょう。 スペースシップワンも同じ。 だからこの方法は、重心が後方にあるロケットにしか使えないと思われます。 それに、母機も『ホワイトナイト』じゃないみたい。 有人宇宙飛行とは関係ない、新しいロケット打ち上げ方法の実験でしたね。 紛らわしいことを書いてゴメンなさい。 ってゆーか、参考にした記事を書いた人も、有人宇宙飛行の話と混ぜて書かないで欲しい。 紛らわしいゾ。 【追記】(6/21) と言うようなことを書きましたが、その後の調べで、この実験はスペースシップワンとは全く別の新型宇宙船に関する実験であることが判明しました。 重ね重ね、紛らわしくて申し訳ない。<(_ _)> これはトランスフォーメーショナル・スペース(t/スペース)社の新型宇宙船打ち上げ試験だそうです。 今回は高高度を飛行する航空機から、ロケットと乗組員用カプセルを23%に縮小した模型を切り離したということで、実際には『搭乗員輸送機(CXV:Crew Transfer Vehicle )』と呼ばれる宇宙船が搭載されるとのこと。 CXVは、4人の乗員を地球の周回軌道まで運び、大気圏への再突入の際にはパラシュートを開いて降下し、着水する方式。 CXVは再使用可能な宇宙船になる予定で、t/スペース社は、民間の研究者や旅行者など、誰でも1席あたり500万ドル支払えばCXVに搭乗できるようにする計画だそうです。 つまり、スペースシップワンが弾道飛行による宇宙飛行であるのに対し、こちらは本格的に周回軌道へ乗れるわけですね。 「弾道飛行なんて、宇宙旅行じゃねーよ」と言う方も、これなら納得。 素晴らしいではないですか! ・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ところで、500万ドルっていくらですか? ・・・・ ・・・・ ・・・・ やっぱり、まだ高いっすねぇ。 でもまぁ、一歩ずつ前進するのは必要なことです。 t/スペース社の今後の躍進に期待しましょう! 詳しくはこちらに記載されておりますので、詳しく知りたい方はどうぞ。 ちなみにこの実験ってば『重要な技術革新』なのだそうです・・・・・・。 ・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ 上の暴言は、見なかったことにしてください。<(_ _;)> ↑個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/06/21 06:43:23 PM
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