オーストラリア国防科学技術機構(DSTO:Defence Science and Technology Organisation)は6月15日、スクラムジェットエンジン実験機「ハイコーズ(HyCAUSE)」を載せたタロス・ロケット(TALOS)を、ウーメラ飛行場から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、高度530kmに達し、ハイコーズは大気圏再突入時にマッハ10(時速約1万1000km)に達し、打ち上げ実験は成功した。
<sorae.jp>
オーストラリアは、結構超音速や極超音速レベルの飛行試験をやってますね。
日本の超音速飛行実験機も、このウーメラ飛行場で実験されていましたよ。
スクラムジェットエンジンは、アメリカがスクラムジェット実験機「X-43A」で最先端を行っています。
今後も、
「X-51」で実験が進められるみたいだしね。
なかなか難しい技術みたいですけど、さて実用化に近付いてるんでしょうか?(-_-;)←懐疑的
ちなみに、
米国とオーストラリアの両国の国防省が共同研究事業として進めてきたスクラムジェットエンジンを搭載したロケットがマッハ10超の速度記録を更新していたことが15日、オーストラリア国防省関係者の証言により明らかとなった。
<テクノバーン>
テクノバーンでも記事が出ていますが、「速度記録を更新」は間違いなんじゃないか?
今回の実験は、あくまでも再突入時に達するマッハ10レベルの極超音速域におけるエンジン作動試験って感じ。
スクラムジェットエンジンの推力で飛んでいるわけではなさそうですよ。
大体、実験機が飛翔体って感じに見えない。
・・・・・さて、記録の更新になるのかな??(-.-)
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