怪鳥の【ちょ～『鈍速』飛行日誌】

初めて皆既月蝕を見たのは、小学生の頃だった。

確か、新聞に情報が載っていたように思う。
丁度次の日が休日だったため、その夜は遅くに起き出して欠け始めから満ちかけまで長々と眺めていた事を覚えている。
それまで、見たことがない色に染まっていく月を見て、身震いしたものだ。
正直、短い時間で満ち欠けする姿より、その色の変化に心が揺さぶられたような気がしますよ。

時は巡って、今宵は久方ぶりの皆既月蝕だという。
見たのは、そんなに長い時間ではなかった。
時間が時間だけに、長々と空を眺めている暇がなかったですよ。
さすがに、小学生の時分のようには行かない。

完全に欠けた状態を見るのは逃したものの、満ち２分から３分辺りの蝕を見ることが出来ました。

次は、何年後だっけかなぁ・・・・・・。

＜追記＞
天気は曇りがちで雨もぱらついてたから心配してたけど、僕が見たときは雲の隙間から眺めることが出来ました。
存外、ラッキーだったのかもしれません。


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