テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
3月初め、超高層ビル並みの大きさの小惑星が、地球から8万キロメートルと離れていないところを通過した。宇宙レベルでは間一髪という距離だ。もし衝突していたら、1908年にシベリアのツングースカで約2000平方キロメートルの範囲の樹木をなぎ倒した天体爆発(日本語版記事)と同等の規模になっていた可能性があった。
[時事通信の記事によると、地球との7万2000キロで、地球―月間の約5分の1。地上から見ると、静止衛星軌道の倍の高さの所を通過した。直径は21~41メートルと推定されている](中略) 地球の文明を破滅させるような規模の小惑星衝突が起こる確率を、「今後30万年のうちに1回」とする予測がある一方で、今後100年のうちに10%の確率で起こるとする予測もある。(中略) 危険な小惑星との衝突を避けるにはどうしたら良いのだろうか。研究者たちはさまざまな方法を考案している。 以下に、衝突回避策を7つ紹介しよう。 (1)小惑星自体を核爆破する (2)近くで核爆発を起こす (3)衝突機を衝突させる (4)レーザーを当てて蒸発させる (5)宇宙船を着陸させて誘導 (6)重力牽引宇宙船 (7)ソーラー・セール(太陽帆) <WIRED VISION> それが、「たったひとつのやり方」でなかったのは幸いですが、果たしてこれらが「冴えたやり方」であるのか・・・・・ どれも、「これ!」といった決定打が無いように思えますが、どうでしょう? このような地球的危機について考えるには、まだまだ危機感が足りませんよ。 「今後100年のうちに10%の確率」ならまだしも、「今後30万年のうちに1回」のためにお金を出す人は、なかなかいませんよね。 ましてや今のご時世。 地球全体どころか自分の身の回りの危機に対処するので精一杯な人たちばかりなんじゃないでしょうか? 神の鉄槌 <追記> 研究者の人たちは、「衝突を避ける方法」ではなく「近い将来(数年単位のスパンで)、衝突しそうな小惑星を的確に探知する方法」を確立すること意識を集中した方が良いのかも知れませんね。 ↑「来週、小惑星が地球にぶつかります」位の予測では、仮に衝突を避ける方法があったとしても、どうせ実行する時間なんてありませんから。(^_^;) 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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「地球の両極にエンジンをつけて地球の方を移動する。」
#「無限のリヴァイアス」のラストシーンでは、全ヴァイア艦で #地球自体を牽引して移動してたりする。 (2009/04/10 02:01:25 AM)
とおりすがりさん
>「地球の両極にエンジンをつけて地球の方を移動する。」 地球側が避けるってヤツですね。 理論的には不可能じゃないんでしょう・・・・・・エンジンノズルを大気圏外まで突出させれば、なんとかw でもそう言う時って、衛星(月)とかどうなるんでしょうね? あと、地球の公転を考えて、うまくエンジン噴かさないと、大変なことになりそうです。(^_^;) (2009/04/12 01:00:02 AM) |
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