テーマ:宇宙(894)
カテゴリ:航空・宇宙
日本時間で10月8日のこと、大規模な核爆発に相当するほどの爆発音が世界各地に配備されている核爆発音検出装置に記録された。爆発が起きたのは、ここ数年来、度重なる大地震に襲われているインドネシアの南スラウェシ州である。幸い、その爆発による人的被害ならびに物的被害は一切生じていない。
というのも、爆発は地上15キロ~20キロもの高高度で起きたからだ。爆発が起きた後、現地の上空には、不気味な「く」の字状の雲のような煙が見られた。 <なんでも評点> どうやら、爆発したのは隕石・・・・・というか、小惑星だったようです。 その威力は、TNT火薬に換算すると5万トン(50キロトン:広島型原爆の、およそ3発分)に達したとのこと。 もっと話題になっても良さそうなものですが、やはり被害ゼロだとこんなものなんでしょうか? 小惑星の大きさは推定10メートル程度。 しかし、望遠鏡などで観測されることもなく大気圏に突入したようです。 高々度で空中爆発したのは、大気圏突入時の空力過熱による温度上昇で揮発する、氷のような物質を内部に含んでいたからでしょうか? これが、地上や海面にまで達していたらと思うと・・・・・・・怖ろしい話ですよ。(-_-;) 先日、オリオン座流星群があんまし飛ばなくて残念だとか思ってしまいましたが、天体観測にはこういう小惑星の接近を見つけるという重傷な仕事もあるんですよね。 浮かれてばかりではいけないようです。 ↑とはいえ、そろそろやってくる「しし座流星群」も気になったりして・・・・・(^^ゞ 2029年には、小惑星アポフィスが地球に接近すると言いますよ。 もちろん、それよりも早い時期に今回のものよりも大きな小惑星が地球にぶつからないとも限りません。 今回は事なきを得ましたが、次は一体どうなることでしょう? イタリアに本部を置くNPO「スペースガード財団」と言う地球近傍天体を監視する組織もありますが、まだまだ今回のように小惑星の接近を見逃すことも多々あります。 宇宙望遠鏡などで深宇宙を探査するばかりでなく、もっと地球に近い宇宙へと目を向けることが、今後は重要になってくるのかもしれませんね。 <追記> 核爆発音検出装置なんてものが存在するんですね。 一体どんな装置なんでしょう? 気になるトコロです。(-.-) 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/11/02 12:39:11 AM
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