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February 19, 2007
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テーマ:Jazz(1967)
カテゴリ:Album
Brilliant Corners

ブリリアント・コーナーズ / セロニアス・モンク
Brilliant Corners / Thelonious Monk


録音日:1956年10月9日(2、3)、10月15日(1)、12月7日(4、5)
録音場所:アメリカ、ニューヨーク
レーベル:Riverside

[パーソネル]

1~3
セロニアス・モンク (p,celesta-3)
アーニー・ヘンリー (as)
ソニー・ロリンズ (ts)
オスカー・ペティフォード (b)
マックス・ローチ (ds)
1956年10月9日、15日(1)録音


セロニアス・モンク (p)


セロニアス・モンク (p)
クラーク・テリー (tp)
ソニー・ロリンズ (ts)
ポール・チェンバース (b)
マックス・ローチ (ds,tymp)
1956年12月7日録音

[収録曲]

1.Brilliant Corners ブリリアント・コーナーズ
2.Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are バルー・ボリヴァー・バルーズ・アー(バレー・ボリヴァー・ブルース)
3.Pannonica パノニカ
4.I Surrender, Dear アイ・サレンダー、ディア
5.Bemsha Swing ベムシャ・スウィング

----------

セロニアス・モンクが、1956年にリヴァーサイドへ録音し、1957年に発売されたアルバムです。

もう、この冒頭のモンク作曲のものからして実にヘンな感じの曲です。
モンクの音楽を聴きなれていない人が聴くと、おもわず「なんじゃこりゃ!」と口走ってしまうかもしれません。
しかし、聴きなれてくると、そのサウンドが心地よくなってくるのが、まさにモンクの音楽です。

セロニアス・モンクは1947年から5年間、ブルーノートと契約し、
1952年にプレステッジと契約しアルバムを出してきましたが、
1951年に麻薬事件にまき込まれ、クラブ出演ができる許可証のキャバレーカードを没収されてしまい、
個性的である上にクラブでの演奏を行うことができないということも重なって、
彼の知名度は相変わらず低いままでした。

1955年に新興レーベルのリヴァーサイドと契約しましたが、
プロデューサーのオリン・キープニュースは、当初モンクにあえてオリジナルではなく、
スタンダード・ナンバーの録音をすすめました。
こうして『デューク・エリントン作品集(Plays The Music Of Duke Ellington)』、
スタンダード・ナンバー集の『ザ・ユニーク(The Unique)』が制作され、
モンクの難解とされるイメージを和らげることができるものと期待されましたが、
意外なことに売り上げは今ひとつというものでした。

そこで、今度は逆にモンクのオリジナルを主にして、おもいっきりモンクらしさを出したものが、
このアルバム『ブリリアント・コーナーズ(Brilliant Corners)』ということです。
この頃になると、ようやくまわりはモンクを受け入れられることができるようになってきており、
このアルバムは当時、世間の評判を得た最初の作品になりました。

そして、翌年『「セロニアス・ヒムセルフ(Thelonious Himself)』、
『モンクス・ミュージック(Monk's Music)』を発表し、これらも評判を得るようになります。

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Last updated  February 19, 2007 10:12:07 AM
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