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2006.10.27
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カテゴリ:医療安全
外来での静脈採血の際に激痛や痺れの後遺症を訴える患者さんが増加している.
肘窩静脈穿刺では血管穿刺に伴う局所の痛みや,皮在神経の損傷が頻繁に起きる.まれに太い神経を刺して指先まで激痛発作が走ることもある.かつてはこのような一過性の静脈穿刺の失敗に対して患者さんも寛容であったが,最近は後遺症の治療を求めて病院に文句を言う例が続発している.採血業務を検査技師が行うケースが多いので,検査技師はかなり神経質になっている.患者からの訴えであり,神経損傷の検査などが必要になるケースもあるので一応アクシデント報告されることが多い.こうしたminor iatrogenic traumaに対して根本的な対策は立案しにくい.採血にもうまい下手があることは自明だが,特定の検査技師だけに採血を任せる訳にもいかない.そもそも採血のうまい下手をどうやって判定するのか?静脈穿刺にまで患者さんのinformed consentを得なければならない事態だけは避けたい.





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Last updated  2006.10.27 21:36:55
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