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病理検査の玉手箱

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2006.11.16
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カテゴリ:日誌
久しぶりに1日50件以上鏡検した.毎年11月,12月は検査件数が月700 件を越えるのでまさに師走の忙しさを体感する.ひとり病理医の仕事量はどの程度が適正なのだろうか?さすがに月700件を越えると診断の品質も低下する.疑問例について掘り下げて調べる余裕がなくなる.外科材料の切り出しが雑になる.細胞診や剖検のことまで頭が回らなくなる.臨床へのサービスで行っている学会発表の手伝いも疎かになる.研修医の教育は手抜きになる.悪循環が重なり誤診をする.そんな危険を孕んでいる.実感としては組織診で月500件が限界かなと思う.電子化されて仕事が随分楽になったので,従来云われている年4500件/病理医よりは多くの検査がこなせそうである.ただし1日中顕微鏡と診断画面,電子カルテを眺めているので目薬が手放せなくなってしまった.
 私の机の上には未診断の剖検材料のマッペが山積みになっている.もう半年以上もCPCをやっていない.今の状況ではとても来週末に和歌山に行く余裕はなさそうである.秋の学会は岡山に行って以来ご無沙汰である.
 





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Last updated  2006.11.16 23:09:32
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