イギリス人と旅する日本~京都3日目&箱根1日目
20/01/2007三日目。昨晩、同じホテル内の離れに移動してどきどきの和室に泊まりました。何もかもが初めて、床の上で生活したことのない人たちにとってどんなものでしょう、色々ご不便はなかったかとまさにひやひやしてました。「did you sleep well?」とおそるおそる朝聞いてみたら「yes, very well! but when i woke up this morning i didn't know how to get up!」と。要は、床で寝たことがないイギリス人にとって朝起きたらどうやってここから立ち上がるかわからなかった!と。私たちにとってはとても普通の床上で立ったり座ったり寝たり起きたりがものすごく大変なことなのでした。なるほどね~でもね、やっぱり日本に来たからには和室も体験してもらわないとね。ちなみにホテルの朝食はバイキングで朝から京野菜の色とりどりのお漬物に冷奴や湯豆腐・・・お豆腐やお漬物が大大大好き、朝は和食派の私にとっては天国のようでした。母に止められつつもお漬物てんこもりでご飯を堪能しました。あぁもう日本最高・・・午前中、最後の京都観光で二条城へ。説明も展示も詳細に英語でされていてよかったと思います。私も二条城は久しぶりでした。庭園を散策していたら母の姿が急に見えなくなり探したらどこぞの外国人グループに声をかけられ「おぅいぇ~」などと快諾し写真など撮っていたのでびっくり!その瞬間の1枚!イギリス人と旅行していたからどこぞの「英語ぺらぺら」にでも間違われたのでしょう・・(--:)。ちなみに母は毎朝ロビーで出発のとき、二人に「あ~ゆ~れでぃ~?」と聞くのが仕事です。それ以外はすべて100%ニュアンスに頼ったハートとハートのコミュニケーションです。京都駅でお土産を買って新幹線に乗り、目指すは箱根。京都から箱根に移動するなんてまず東京にいる日本人はしないよね。外国人みたいな旅だ~小田原で乗り換えて湯本からバス。山深ーい今宵の宿。敷地がとても広くて箱根とはいえとても静かな田舎に来たよう。まさに見ていただきたかった日本のカントリーサイドね。和室泊まりは2度目だから大丈夫よね?今日はバージョンアップしてさらに部屋食と温泉をチャレンジに加えましたが・・お部屋にちゃんと温泉の説明が英語でセットされていて仲居さんも一応英語が話せるというか外国人客はおもてなししたことありますよって方。予約のときに外国人ですとするのでそういう準備が事前になされるのですよ。温泉は広いお庭を歩いて抜けて川沿いの離れに立つ貸切露天(写真は宿のサイトから)もちろん大浴場もありますが。まぁ空いていたので大浴場も貸切だったようですが私はガイジンなので露天を貸切で入りました。もちろんイギリス人ご夫婦も露天に挑戦していただきました。まぁ、浴衣から初ですが、着物よりイージーと説明なしで着れて。でも予想外に旅館内を歩くスリッパが!!!外国人と日本人旅館に泊まって初めてわかるカルチャーショック!!!すり歩きなんてしたことないからスリッパが脱げちゃう脱げちゃう。なんて不便な!ときっと思ったんでしょうね~そして。後で感想を聞いたら最初はあんなめちゃ寒な屋外で服を脱ぐなんてありえない!って思われたみたいです。実際私も「温泉にさえ入ってしまえばぽかぽか」とわかっている日本人でもそう思ったし(--)1月の箱根の山奥の河原だもん・・涙でもとっても楽しんでいただけたようでした。