イキナリ総括>『ちむどんどん』第24週~25週(最終週)
最後の2週分の感想を書くつもりだったけど総括になってしまったさー。アキサミオー!まあ、いいさー『ちむどんどん』だからー>ぇ…ひじゅにですが何か?「暢子は幾つになっても暢子のままさー」by正男第24週『ゆし豆腐のセレナーデ』第25週『やんばる!ちむどんどん!』何度か言及したことがあるけど―『某まれ』の某ヒロインが某トーク番組でドラマ内の時間経過の表現(ぶっちゃけ、何も変化がないこと)について質問され髪の毛を耳にかけていたのが今はかけていない(あるいは逆だったかも?)と、熱意を込めて語っていたのが印象に強く残っている。「はあ?冗談だよね?冗談にしても笑えないけど…でも、冗談だよね!?」と思ってさー(笑)ところが、今作『ちむどんどん』は全く何も変わらなかった。髪の毛どころか服装まで「物持ち良いなあ」」と感心するくらい(笑)ままままさか、ミニマリスト推奨!?(違)(ミニマリストの皆さんゴメンナサイ)こうした時間経過の表現だけでなく朝ドラお約束と言えるものは沢山ある。つまり、ある意味、朝ドラを象徴する現象勿論、悪い意味でのもの。例えば―全てはヒロインのおかげ…何もしなくても、寧ろ悪化する様な行動を取っても 最終的には上手く行き、ヒロインが絶賛される他の人々は全てヒロインのために存在する…物でも機会でも愛情でも 皆が自己犠牲のもとにヒロインに捧げるお金の苦労がない…貧乏設定でも必要なものはすぐ手に入るし 商売を始めればすぐ成功老けない…白髪を少々付け加える程度でお肌ツルツルなんてのがある―こうしたことがあまりない作品もある。そういうのは大抵、朝ドラの中では良作。多少はあっても、気にならない程度だったり軽くツッコミを入れて笑い飛ばせる程度だったりドラマ自体が面白いので、却って魅力的に映ったりする。今作にはそれら全てが揃っている上にドラマ自体がイマイチなので細かい点が気になって仕方ないし魅力的どころか不快で、ドラマ自体をさらに酷くしてしまっている。これって思いっきり極端にすることで朝ドラを強烈に皮肉ってる?あるいは、パロディにして笑いを誘っている?―と、少しばかり穿ってみたのだがそれでもやはり、しっくりこない(笑)そもそも笑えないしなあ…笑えなきゃ意味がないよね。つーか、何の意味があるの?って感じだし(笑)パロディとしても成り立っていない…ってことだよね。つまりは描き方がイマイチだったってことでじゃあ、取り上げたテーマはどうかっちゅーとう~ん…聞くところによると100年を複数ヒロインで描くより50年を一人のヒロインで描く方が濃密に描ける―どーでもいい部分さえも描ける―という様なことを脚本家さんが語ったとのことだけど確かに、どーでもいいことは沢山盛り込まれてはいた。でも、上記したことにも繋がるけど、面白味はなかったじゃん。でもって、濃密さはまるでなかった。まあ、濃密という表現を使ってたわけではないけど(笑)沖縄返還からの50年を深く描きたかったってことだよね?どこが?って感じだし某前作『カムカムエブリバディ』に思いっきり対抗した言い方だけどあちらの方がよほど濃かったし深かったし面白かったと思うぞ。ひじゅには、某前作には好感は抱いていたもののハマっていたわけではない。だから贔屓目に考えているのではなく、逆に再評価できたって感じ。今作の唯一評価できる点かも(笑)で、その沖縄の歴史について>私的には、そこに興味があったのに申し訳程度に盛り込んだだけで、これなら入れない方が良かったという気も。もしかしたら直接的な描き方ではないので気づき難いが物語そのものに深く盛り込んである…という可能性はあるとは思う。例えば優子と賢秀の母子関係は沖縄によく見られる現象を少し極端に描いたもの…と言っている人もいる。沖縄と本土との関わり方とか、豚肉文化とか沖縄の歴史に詳しい人ならピンと来る盛り込み方だ…とかも。でもなあ…一部の人にしか通じないドラマがあっても構わない…っちゅーかそれはそれなりの存在意義があると思うけどこれは朝ドラ枠だからなあ…知らない人にも理解でき、楽しめる様に作るべきだと思ってしまうな。つーか完全には理解できなくても、何か重要なものが描かれているってことくらい悟れる様な作りであるべきだという気がするな。知らなくても、ある程度は楽しめる作品にするのもプロの技術じゃないかなあ。それから、料理。沖縄料理もイタリア料理も知らなくても楽しめる様に描けたはず。美味しそう!と感じるだけでも良い>全く美味しそうに見えなかった作る大変さと楽しさを感じられるだけでも>全くなかったこれまた噂によると、脚本家も演出家もプロデューサーも「料理には興味がない」と言い切っているそうでおいおい、そこで威張ってどーすんだよ?自分の好みに関係なく、興味深く面白く作り上げるのがプロじゃないのか?今作を楽しめた人でも、ここは擁護できるのか疑問。唯一心動かされたのは、矢作が復帰した回。彼の表情演技や包丁捌きに込めた感情表現は非常に良かった。ヒロイン暢子にこれが感じられなかったのは脚本や演出だけの責任ではない…という気がする。人間ドラマとしてはどうか?ヒロイン以外に目立った人物といったら、やはり賢秀だろう。でも、ああいう困ったちゃんキャラは独創的でも斬新でもなくこれまた”お約束”に過ぎない。困ったちゃんだけど憎めない(寧ろ魅力的)な人物に仕上がれば成功と言えるけど…賢秀は失敗だと思うな。後半になると暢子を始め良子や優子、歌子までがヘンテコぶりを大発揮し賢秀は霞んでしまったので、役者さんにとってはラッキーだったけどね(笑)良子や歌子は明らかに脚本の犠牲になっていたし優子は少しは見せ場があった>草刈正雄とのシーンや踊り等暢子となると作品の顔であるだけに気の毒な結果になってしまったな。とはいえ服装や髪の毛の問題は演出の責任かと思うけれども包丁使いがぎこちなかったり箸捌きが下手だったり…ってのは役作りの段階で何とかしろよって感じだし料理ぶちまけシーンは彼女のアイディアだという噂が本当なら感性そのものがイマイチなんじゃ…って気もするししばらく悪いイメージが付き纏ったとしても仕方ないかも(酷)あと、あくまでも個人的感覚なのだけど悟はトホホだったけど役者さんへの好感度は下がらなかった。和彦は役者さんと共に悪いイメージのまま。この違いって何なんだろう?(私が逆だという人も両方好きだという人もいるだろうけどね)ちゅーても、どの人も次に良い作品に出逢えれば割と早く挽回できるだろう。そう期待する。どーでもいいことをアレコレ書き散らかしてしまったな。まあ、いいさー『ちむどんどん』だからー>ぉ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3930-716c22dc☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ燦燦 (CD+Blu-ray)三浦大知沖縄そば完全版 ブルーレイ BOX1(楽天ブックス限定先着特典)