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カテゴリ:2014年08月分
AFP BB NEWS 08月23日(土)09時38分の配信です。 イラクのシーア派民兵、スンニ派のモスクを襲撃 70人死亡 イラク・カルバラ市内をパレードするイスラム教シーア派武装勢力 (2014年6月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/MOHAMMED SAWAF 【8月23日 AFP】イラクの首都バグダッド(Baghdad)北東の ディヤラ(Diyala)州で22日、イスラム教シーア派(Shiite) 民兵がスンニ派(Sunni)のムスアブ・ビン・ウマイル(Musab bin Omair)モスクを攻撃した。 複数の医師と当局者によると、礼拝者たちが機関銃で撃たれ、70人が 死亡、20人が負傷したという。 ・・・続きはこちらから 私見です。 軍と警察は、シーア派民兵が衝突で死亡した事への 報復とみています。 別の情報源によりますと、モスク襲撃の前にパト ロール隊の近くで路肩爆弾が爆発したという情報 もあります。 イラクは、イスラム教シーア派65%スンニ派35% の人口比のイスラム教の国では少数派のシーア派 人口の多数国です。 元大統領で独裁者のサダム・フセイン氏の影響が 色濃くシーア派が国を支配していました。 SISLから改名した「イスラム国」により、シリア 国境付近から北西部にかけて軍事占拠されスンニ派 による、国内の治安がかなり脅かされていました。 今回のスンニ派モスクのシーア派による襲撃は今 までの、報復との見方が有力です。 ただ、「イスラム国」の攻撃という未確認の情報が あります。 イスラム原理主義武装組織のISILがスンニ派の モスクを襲撃するとは考えにくいのですが・・・ イラク政府が弱体化していた軍をてこ入れする ため民兵組織に頼ってしまいました。 この為、シーア派の武装グループが復活してしまった 様です。 元々シーア派組織の強い地域です。 シーア派武装組織の蜂起の動きを止めるのは難しい とみられます。 今後、イラク国内は宗教戦争の様相が増す事になり そうです。 イラクの次期首相に指名されたハイダル・アバディ氏は 今回の襲撃で論争を呼んでいる組閣作業がいっそう困難に なる恐れもあります。 イラク政府の要人の多くはシーア派です。 かなり強行な、布陣を引く事になり国内の混乱は増す 事はあっても鎮まることはないでしょう。 「イスラム国」という外患の他にシーア派VSスンニ派 の内憂にも悩まされそうなイラクです・・・ ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.23 11:12:09
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