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2014.08.23
カテゴリ：2014年08月分
 AFP BB NEWS 08月23日（土）11時37分の配信です。 消えた東ドイツの巨額資金、独当局がスイス銀を提訴  サッカーW杯ブラジル大会の決勝戦を前に、ドイツの首都 ベルリンのブランデンブルク門前に集まり東ドイツの国旗を 掲げるサッカーファンら（2014年7月13日撮影、資料写真）。 (c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【8月23日 AFP】スイスの富裕層向け金融大手ジュリアス・ベア （Julius Baer）は21日、ドイツ当局が同行をチューリヒ（Zurich） の裁判所に提訴したことを明らかにした。 ドイツ政府は東西ドイツの統一時に所在が不明になっていた数億ユーロ （数百億円）の資金の回収を進めている。 ・・・続きはこちらから 私見です。 スイスの富裕層向け金融大手ジュリアス・ベアは AFPに対し、同行が2005年に買収した銀行が預金の 違法な引き出しを認めていたとして1億1000万 スイスフラン（約125億円）と利子の支払いを求め られて、いることを認めました。 ジュリアス・ベアの広報担当者は電子メールで、 「独当局の主張は受け入れられない。当行の利益を 守るため、適切な措置を講じた。株主には先の収益 報告書ですでに、この件について通知している」と 述べました。 東西ドイツが統一された1990年以降、ドイツ政府は 東ドイツ政権が隠していた資金を取り戻すべく、各国で 多数の訴訟を起こしています。 ドイツ当局はこれまでにも同様の問題で、現在は イタリアの銀行大手ウニクレディト傘下のオースト リア銀行スイス支店を提訴するなどしてきました。 この裁判では昨年、スイス最高裁が判決を下しており、 現金引き出しを認めたことに対する損害賠償として、 同行にドイツ当局に対する2億5400万ユーロ（約 350億円）の支払いを命じています。 ジュリアス・ベアやオーストリア銀行スイス支店の 現金引き出し問題は、一人の人間の関与によるもの とされています。 オーストリア人の共産主義者で東ドイツの貿易会社 「ノーブム」を経営していたルドルフィーネ・シュタ インドリンク氏が関わっていました。 シュタインドリンク氏はスイスの複数の銀行に 送金し、預けていた資金をベルリンの壁崩壊後に 引き出したとされています。 ドイツ当局はこの資金について、西側企業から 東ドイツに支払われたものであり、シュタイン ドリング氏に所有権はないと指摘しています。 ジュリアス・ベアはこの点を認識していたはず だと主張しています。 現在二行で475億円の支払い命令が出ていますが ドイツ当局は、この他に各国で多数の銀行への 提訴を行っています。 シュタインドリンク氏が関わった取引が損害賠償に なれば、総額はかなりの金額になるでしょう。 東ドイツ時代の預金が手付かずで今まで埋もれて いるとしたらの話ですが・・・ 大概はベルリンの壁崩壊時に、胡散霧消して しまっている事と思います。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2014.08.23 12:34:43
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