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カテゴリ:2014年08月分
AFP BB NEWS 08月26日(火)07時16分の配信です。 シリア、米国との対テロ共闘の「用意ある」 シリアの首都ダマスカスで記者会見するワリード・ムアレム外相 (2014年8月25日撮影)。(c)AFP 【8月26日 AFP】シリアは25日、「テロリズム」と戦うため米国を 含む国際社会と協力する用意があると表明した。 一方で、領土内での軍事作戦はいかなる場合もシリア政府との調整を 要すると主張した。 ・・・続きはこちらから 私見です。 シリアと隣国のイラクでは、イスラム教スンニ派の 過激派組織「イスラム国(IS)」が攻勢を強めており、 イラクでは既に米国による空爆が実施されています。 イスラム教シーア派の分派であるアラウィー派の アサド大統領のシリアとは宗教間紛争も含め相容れ ない状況にあります。 東部油田地帯と北部ラッカで政府の支配下にある 最後の軍事拠点完全占拠という憂き目に遭って います。 最後のラッカ県の空港施設も6日間に及ぶ戦闘の末 奪取されてしまいました。 国連安全保障理事会は今月15日、イスラム国からシリアで 活動する国際テロ組織サラフィー・ジハード主義の反政府 武装組織「アル=ヌスラ戦線」への、資金の流れを制限し 外国人戦闘員の合流を阻止することを目指した決議を採択 しました。 「イスラム国」はシリア中部ホムス県の北部の拠点を 反政府武装組織「アル=ヌスラ戦線」へ譲渡の形で 預け、移動し東部での戦闘に専念しています。 資金の流れ以上の根本的な繋がりを感じさせる組織の 信頼感がありそうです。 ただ、金の切れ目が組織の切れ目アルカイダ系という 反政府組織だけの繫がりが果たして強固かは分かり ません。 シリアのアレッポ北部では末端組織同士が激しく 戦闘を行っているのも事実です。 シリアのワリード・ムアレム外相は、「テロリズム との戦いに地域・国際レベルでの協力・調整を 行う用意がある」と表明しています。 さらに、アサド政権の打倒を目指す反体制派を支援 する米国と英国についても、協力を「歓迎する」と 述べました。 「イスラム国」の攻勢でラッカ県のすべての組織が 占拠された事はシリアにとり、米英にすがらなければ いけないほど、切羽詰まった状況なのかもしれません。 シリアの、この一週間は国の政策を変える程の出来事 だった、のかもしれません。 アサド大統領も自らの統治能力の無さを自覚する時期か とおもいます。 化学兵器を自国民に使用した時点でダメだとは思って いましたが・・・ ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.26 08:13:00
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