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2014.08.25
カテゴリ：2014年08月分
 AFP BB NEWS 08月25日（月）17時20分の配信です。 新学期迎えたパレスチナ・ガザ地区、授業再開の見通し立たず  パレスチナ自治区ガザ地区の国連（UN）が運営する学校校庭に 並ぶパレスチナ人の子どもたち。イスラム原理主義組織ハマスと イスラエルの戦闘によって家を失った数百家族が、現在この学校で 避難生活を送っている（2014年8月24日撮影）。 (c)AFP/ROBERTO SCHMIDT 【8月25日 AFP】パレスチナ自治区ガザ（Gaza）の学校では 24日、新学年が始まり、数十人の生徒たちが早朝から校庭に並 んでパレスチナ「国歌」を斉唱した──。 ただ同日、授業が始まることはなかった。 ・・・続きはこちらから 私見です。 学校に登校した生徒らは、イスラエル軍による48日 間の軍事作戦で死亡した2100人以上の犠牲者に対して 弔意を表すため、アル・ファティーハと呼ばれるコーラン の第一章を朗唱しました。 その後生徒たちは、戦闘によって住む家を失った人々が 肩を寄せ合って生活する教室へと戻って行きました。 国連児童基金（ユニセフ、UNICEF）によりますと、 ガザの子供たち50万人が、今学期は授業を受ける事が 出来ないといいます。 ユニセフは24日に発表した声明で、「ガザ地区の学校は 閉鎖されたままで、50万人近い子供たちが、教育を受 ける権利を享受できないでいる」と述べています。 日本にも世界の国々にも、義務教育制度があります。 これは、国民（大人）は自国の子供たちの為に最低限 教育を受けさせる「義務」があるというものです。 子供は勉強をしなければならない義務があるという訳では ありません。 ですから子供の立場から言いますと教育を受ける権利が ある、つまり本来は「権利教育」制度なのです。 国連パレスチナ難民救済事業機関（UNRWA）が運営 する学校では、ガザ地区内で住みかを失った30万人 以上の人々が避難しています。 その半分を子どもたちが占めているといいます。 一連の戦闘では、ガザ地区の人口180万人の4人に 1人が家を失い、2100人以上が死亡しています。 そのうち500人近くが子どもたちです。 ユニセフ及び、国連教育科学文化機関（ユネスコ）、 さらに国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は 共同で声明を発表しました。 「ガザで暮らすパレスチナ人の子どもたちにとって、 今年の夏は、外で遊ぶこともままならず、危険に 満ちたものだった。 心に傷を負った子どもたちにとって学校というものは 癒やし、の役割を担う生命線のような存在だ」と述べて います。 今のままでは、ガザ地区の子供たちは、教育を受ける 最低の権利さえ放棄しなければいけなくなります。 大人たちの義務を忘れてはいけません。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2014.08.25 18:39:58
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