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2015.03.21
カテゴリ：2015年03月分
 MSN 産経ニュース 2015年03月21日（土）00時51分の配信です。 イエメンのモスク2カ所で自爆テロ、142人死亡「イスラム国」が 犯行声明  20日、イエメンの首都サヌアで、自爆テロで負傷しモスクから 運び出される少女（ロイター） 【3月20日 MSN 中東支局】イエメンの首都サヌアのイスラム教 シーア派のモスク（礼拝所）2カ所で20日、自爆テロが相次いで起き、 中東の衛星テレビ、アルアラビーヤは142人が死亡、351人以上が 負傷したと伝えた。 ロイター通信によると「イスラム国」が同日、「ツイッター」上で犯行 声明を出したが、真偽は不明。 ・・・続きはこちらから 私見です。 20日21時05分AFP BB NEWSが第一報を配信しました。 その時は見出しにもありますが、 イエメン首都、複数のモスクで連続自爆攻撃 55人死亡 と犠牲者の数も55人との報告でした。 アラビア半島の南端に位置し、人口は2千3百60万人、国土は 日本の約1.5倍の52万8千平方キロメートルあります。 国民の大部分はイスラム教徒でスンニ派が人口の約55％シーア派 が約42％その他、シーア派の分派十二イマーム派などが3％ほど になります。 イエメンの首都サヌア（サナア）のイスラム教シーア派のモスク を狙ったテロ事件はサヌア南部のバドルのモスク内で爆発があり、 モスクで礼拝していた人々が逃げる中、門のそばで2回目の爆発が ありました。 さらサヌア北部のハシャフシュのモスクで3回目の自爆攻撃があり ました。 毎日新聞の配信分の最終更新記事を紹介します。 最終更新は3月21日01時38分です。 イエメンの首都サヌアで20日、イスラム教シーア派のモスク（イス ラム礼拝所）2カ所で連続自爆テロが発生しました。 イエメンのメディアは、少なくとも137人が死亡、345人が重軽傷を 負ったと報じています。 首都サヌア（サナア）を占拠したシーア派武装組織フシを狙った攻撃と みられます。 イエメンにはシーア派とスンニ派の宗派対立があります。 イスラム過激派武装組織「イスラム国」の分派がインターネット上で 関与を認める声明を出しています。 サヌア中心部のバドルのモスクで2回、市内北部のハシャフシュの モスクで1回の合計3回の爆発がありました。 モスクではシーア派武装組織フシの支持者らが金曜礼拝に集まって ました。 AP通信によりますと、中心部のモスクでは、一人の男が建物内で 自爆しました。 パニック状態になった人々が出口に殺到したところで再び爆発が 起きたといいます。 イエメンではシーア派武装組織フシが2月にサヌアを掌握し、首都を 逃れたハディ大統領は南部アデンで執務するなど、混乱が続いています。 南部アデンはハディ氏と同じ多数派のスンニ派が多く、シーア派武装 組織のフシへの、反感が強い地域です。 スンニ派部族や分離独立派なども巻き込んだ南北対立の激化が懸念 されていました。 またイエメン東部を中心に国際テロ組織アルカイダ系の過激派組織 「アラビア半島のアルカイダ」（AQAP）が活動をしています。 AQAPと対立するイスラム教スンニ派のISISもイエメンで勢力を 拡大し、昨年11月に支部を置くと宣言し、混乱に乗じ浸透を図って いました。 19日から2日続けて所属不明の戦闘機が、アデンでハディ大統領が いる宮殿を狙って空爆がありました。 シーア派武装組織のフシとスンニ派のハディ大統領派の間で戦闘が 起き、死者も出ています。 ISISにとり、組織の拡大と中東の権力拡大にイエメンは格好の舞台 なのでしょう。 ナイジェリアのボコ・ハラムもISISには忠誠を誓い中部アフリカも かなりキナ臭くなってきました。 国際社会派、どこかでISISの行為にブレーキを掛けなければいけない 時期にきています。 今回のイエメンの首都サヌアでの自爆テロでは死者142人、負傷者 351人と言う数字も報告されています。 チュニジアからイエメンとテロの連鎖が止まりません。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2015.03.21 09:10:27
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