|
|
|
2015.03.22
カテゴリ：2015年03月分
 AFP BB NEWS 2015年03月22日（日）13時27分の配信です。 恐怖・暴力・拉致─ボコ・ハラムに狙われるナイジェリアの女性たち  ナイジェリアの首都アブジャでAFPの取材に応じて心境を語る、 イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による女性生徒拉致事件の 被害者の母親レベッカ・サミュエルさん（2015年2月25日撮影）。 (c)AFP 【3月22日 AFP】ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム （Boko Haram）」の執拗（しつよう）な襲撃が耐え難いものになった時、 レベッカ・サミュエル（Rebecca Samuel）さん（36）は母親であれば 誰もが悩む厳しい選択を迫られた。 一家は2014年3月、それまで住んでいた北東部チボク（Chibok）を 離れることを決めた。 ・・・続きはこちらから 私見です。 今回のAFP BB NEWSによります、ボコ・ハラムの特集は何時もの AFPには珍しくかなり長文レポートになっています。 これは、同通信社が前日21日10時に配信しました、 ナイジェリアで約100人の遺体発見、ボコ・ハラムが虐殺か に関連がありそうです。 チュニジアでの博物館無差別銃撃テロやイエメンシーア派モスク自爆 攻撃など、世界の耳目はISISに行きがちですが、虐殺や誘拐と言った 反社会的な事件は何もISISばかりではありません。 ナイジェリアの北東部をホームグラウンドに活動を続けていますボコ・ ハラムは近隣のニジェール・チャド・カメルーンと国外に活動の場を 広げ様としています。 実力が伴わない為大きな成果はありませんが,ISISに対して絶対の 信頼関係を約束し、ISISからも承諾されていてISIS中央アフリカ 支部のつもりになっています。 ここで、国際社会にボコ・ハラムの今迄の暴挙を知らしめる為にも AFPが紙面を割く事には意義があります。 ナイジェリアで約100人の遺体発見の記事をおさらいしてみます。 ロイター通信は20日、ナイジェリア北東部ボルノ州ダマサクで、 少なくとも70人の遺体を隣国ニジェールとチャドの軍が発見した と報じました。 多くが喉を切られ、中には首を切断された遺体もあり、町を支配下に 置いていたイスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行とみられています。 遺体は橋の下に放置され、一部はミイラ化していたといいます。 白骨化した遺体もあり殺害時期の特定に時間が掛かりそうです。 フランス公共ラジオによりますと、チャド軍の報道官は約100人の 遺体が見つかったと明らかにし、約2カ月前に殺害されたとみられる と述べています。 ニジェールとの国境近くにあるダマサクは昨年11月にボコ・ハラムに 制圧されましたが、今月に入ってニジェールとチャドの軍が奪還 しました。 ナイジェリアと周辺国の軍はボコ・ハラム掃討作戦を強化し、北東部の 町や村を相次いで解放したと発表しています。 ナイジェリアは現在カメルーン、チャド、ニジェールとの連合軍を結成 して反政府イスラム過激派武装組織「ボコ・ハラム」の追放に懸命で、 ナイジェリア軍は17日にも「3つの地区において彼らの掃討作戦に 成功した」と発表しました。 ボコ・ハラムは小さな村での残虐な弱い者イジメに走る傾向を強めて おり、今月上旬にはこのダマサクから200kmほど南のンジャバ村が ボコ・ハラムに襲撃され、住民68人の殺害が報じられていました。 ボルノ州では、昨年4月に公立中高一貫女子校から276名もの生徒が 誘拐される事件が起き、逃走した生徒を除く223名がいまだに行方不明 となっています。 ボコ・ハラムがその後に事件との関与を表明していましたが、少女達の 現在の状況については自爆テロ要員、花嫁として売られることを含む 人身売買といった絶望的な見方が主流です。 2009年～2014年にかけ、 5,000人以上もの人々を殺害したとされる ボコ・ハラムは、ナイジェリア北部を拠点に戒律も厳しいシャリーア法 を守り、西洋化が進む国の在り方、キリスト教や米国を徹底的に批判 しながらテロ行為を続けてきました。 特に、キリスト教系学校への襲撃では生徒の内、女子生徒は拉致誘拐 男子生徒は殺害虐殺と非道を尽くしました。 最近では「イスラム国（ISIS）」への忠誠表明が受け入れられた ところです。 ISISの戦略が中東からリビアを拠点に北アフリカ、ナイジェリアの ボコ・ハラムを中心に中部アフリカと広がる可能性もあります。 元ISIS戦闘員のUターン帰国による、国内テロの頻発も懸念され ます。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2015.03.22 16:19:26
コメント(0) | コメントを書く
[2015年03月分] カテゴリの最新記事
|
