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2015.03.23
カテゴリ：2015年03月分
 AFP BB NEWS 2015年03月23日（月）12時45分の配信です。 コーラン焼却疑い女性撲殺、葬儀で女性らが異例の抗議 アフガン  アフガニスタンの首都カブールで、イスラム教の聖典コーランを 燃やしたとして集団暴行されて死亡した女性の葬儀で、ひつぎを かつぐ市民活動家の女性たち（2015年3月22日撮影）。 (c)AFP/Wakil Kohsar 【3月23日 AFP】アフガニスタンの首都カブール（Kabul）で22日、 イスラム教の聖典コーラン（Koran）の写しを焼いたとして群衆に撲殺 された女性（27）の葬儀に数百人の女性が参加し、葬列では女性たちが ひつぎをかつぐなど、男性支配社会の同国では異例の行動で強い抗議の 意を示した。 ・・・続きはこちらから 私見です。 AP通信の配信記事から共同通信社が伝えています。 アフガニスタンの首都カブールでは22日、イスラム教の聖典「コー ラン」を燃やしたと疑われた女性（27）が群衆から暴行を受けて殺害 された女性の葬儀が行われました。 この葬儀には国会議員や人権活動家ら数百人が参列しました。 アフガニスタンの捜査当局は、これまでに事件に関与した疑いで市民 13人と、警察官8人を含む21人を逮捕したと発表しました。 アフガニスタン内務省は、その他に関係した警察官13人を停職処分 を課しています。 事件が起きたのは19日でした。 報道によりますと、カブールにあるモスク（イスラム教礼拝所）の 前で、群衆が石や棒で女性を激しく殴打して殺害、遺体に火を付けた 後、川へ投げ捨てました。 殺害された女性がコーランを燃やしたと疑われたことが原因とされ ますが、実際にコーランに火を付けたかどうかは分かっていません。 女性は精神疾患を抱えていたとも伝えられています。 アフガニスタンのアシュラフ・ガニ大統領は関係当局に徹底捜査を 命じました。 群衆が遺体を燃やして女性を遺棄したといい、残忍な行為に国際社会 からも非難の声が上がっています。 「コーラン」絡みの事件がもう一件報告されています。 場所はパキスタンのアザド・カシミール州での出来事です。 今月17日、水力発電事業の企業連合体の中国人男性従業員がイスラム 教の聖典コーランを冒涜したとして現地住民の怒りを買い、警察に身柄 を保護されました。 中国の李克強首相のパキスタン初訪問を前に、緊張が高まっています。 イギリスBBCなどによりますと、中国人男性は部屋の移動を拒否した パキスタン人医師の所持品を投げ捨てたところ、コーランも含まれて いました。 この行為に怒った従業員ら約千人が事務所に投石するなどし、中国人男性 は冒涜罪に問われる可能性もあるといいます。 中国人男性のコーランに対する無関心さは、中国のウイグル自治区の イスラム教徒に対する政策が関係しているのかも知れません。 ウイグル自治区内のカシュガルやホータンなどの地方当局がウイグル族 弾圧のため、新たに打ち出した宗教政策は、聖典のコーランの学習や ラマダン（断食）の参加など、18歳以下の子供が宗教活動に参加したり、 従事したりしないよう、保護者に無理やり誓いの署名をさせています。 違反すれば重い罰金が課せられます。 完全な宗教弾圧ですが宗教への当局の介入は、特に、2014年11月に 北京で行われたアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議にあわせて 強化されたといいます。 「民族融和」を宣伝しながら、支配地域で民族、宗教対立が露見し、 習近平国家主席のひのき舞台に泥を塗ることがあっては一大事だからに 他なら無い様です。 ウイグル自治区ではバスに乗るのもイスラム教徒は大変な様です。 現地紙が伝えたところによりますと、女性が頭部を覆うヘジャブや ヘッドスカーフ、全身を隠すブルカはまかりならず、長いひげを 伸ばした男性も乗車拒否にあってしまいます。 ラマダン（断食）の時もイスラム教徒を苦しめる卑怯な作戦が繰り出され、 カシュガル地区の大学では日中、飲食ができないイスラム教徒の学生達に、 無料で飲料水のペットボトルや昼食を配布する手に打って出ました。 「そこで飲食を拒んだら学校から追放されるか、学位剥奪の処分が待って いた」とウイグル族の学生は明かしました。 「破戒」を誘っているのです。 漢民族のイスラム教徒に対する気持ちは一段下に見た「いじめ」の対象 です。 他国に行っても、習慣は変わらずガサツにコーランを扱ったのでしょう。 己が掘った無知の穴に、自分がはまった訳です。 色々な価値観を国際的に磨けば起こり得なかった事故です。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2015.03.23 14:44:37
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