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2015.03.23
カテゴリ：2015年03月分
 AFP BB NEWS 2015年03月23日（月）09時18分の配信です。 英医学生9人がIS参加か、トルコ入国後にシリアへ  トルコ・イラク国境のハブールで、イスラム過激派組織 「イスラム国」との戦闘からトルコ側に戻り地元クルド人 住民らに歓迎されるイラクのクルド人治安部隊ペシュメルガ （2014年10月29日撮影、資料写真）。(c)AFP/ILYAS AKENGIN 【3月23日 AFP】スーダン系英国人の若い医学生9人が、トルコに 渡航後に消息を絶ち、イスラム過激派組織「イスラム国（Islamic State、IS）」に医師として参加する目的でシリア入りした恐れがある ことが分かった。 英メディアや関係筋が22日、明らかにした。 ・・・続きはこちらから 私見です。 時事通信社の配信記事によりますと、イギリス日曜紙オブザーバー などが22日報じたところによりますと、スーダン系英国人の医学部生 と卒業生計9人が今月12日にトルコへ渡航した後行方不明になって います。 そのため、シリアでイスラム教スンニ派過激派武装組織「ISIS」の ために医師として働いているのではないかとの懸念が強まっています。 さらに米国とカナダから2人のスーダン系医学生が合流したと見られ ています。 いずれもイギリス生まれの10代から20代の男性5人、女性4人で、 スーダンの首都ハルツームの大学で医学を学んでいました。 スーダンに留学したのは、イスラム文化と自らのルーツを学ぶよう 家族が望んだためといいます。 9人はスーダンの首都ハルツームからトルコのイスタンブール入りし、 バスでシリア国境に向かったとみられます。 学生の家族も医学生らを連れ戻すためトルコで懸命の努力を続けて いるといいます。 イギリス内務省は、医学生らがシリアから戻っても、戦闘に加わって いないことが証明されれば必ずしも処罰されることはないと説明して います。 ※スーダンの歴史を少々。 スーダンは、かつてナイル川流域北部で栄えヌビアと呼ばれていました。 紀元前6世紀半ばには、首都を南のメロエへと遷都し以後この王国は メロエ王国の名で知られることとなります。 メロエは牧畜とソルガムの農耕を主産業とし、さらに鉄の産地としても 知られました。 4世紀ごろ、メロエはエチオピア高原のアクスム王国によって滅ぼされます。 バティア王国、マクリア王国、アルワ王国の三王国にメロエは分かれ三国 ともに5世紀頃にキリスト教を受容し、以後1000年近くキリスト教を信仰 し続けました。 16世紀初め、イスラム教勢力によってこの地域は飲み込まれ、1505年には イスラム教のフンジ・スルターン国が建国されてキリスト教勢力は消滅します。 1596年には西のダルフールにおいてもイスラム教のダルフール・スルターン 国が建国され、スーダンは完全にイスラム化されました。 1821年にスーダンの北部がエジプトに征服されそのエジプトそのものが 1840年ロンドン条約によってイギリスの保護下に置かれました。 現在に至るまでスーダンの国民の多くがイスラム教徒で人口の70％が スンナ派に属しています。 資料提供：Wikipediaでした・・・m(_ _)m イギリスの統治下に置かれてもキリスト教徒は増えず、全体の5％程度で 南部のアミニズムを信仰する人達の人口の方が18％と高い割合を示して います。 宗主国のイギリスに渡ったスーダンの人達もイスラムの教えの為に子弟を 母国に留学させ、イスラム文化と自らのルーツを学ばせ様とした事が、 裏目に出てしまったのかも知れません。 学生達が、戦闘員としてでは無く医者としてISISに参加した事がせめて もの救いです。 ヒゲでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2015.03.23 11:35:06
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