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カメの歩みのように一歩ずつ in山形きろく

カメの歩みのように一歩ずつ in山形きろく

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かめてんちょう

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 かめてんちょう@ Re:・・・(12/25) 酒好きさん コメントありがとうございま…
 酒好き@ ・・・ その時期に蔵へ押しかけるってのはいかが…
 東の麓 高橋@ 山形セレクション期待していてください 先日はお疲れ様でした。 写真の肉そば本…
 かめてんちょう@ Re:キャンプの文字・・・に反応(笑(07/13) のんだくれ放蕩親父さん キャンプといえ…
 のんだくれ放蕩親父@ キャンプの文字・・・に反応(笑 ご無沙汰しております・・・ なにげにア…
 かめてんちょう@ Re:おばんです(02/09) のんだくれ放蕩親父さん 先日はありがと…
 のんだくれ放蕩親父@ おばんです 明日のほすい会・・・仕込み・・・いえい…
 かめてんちょう@ Re:山形すごい!!(11/20) minagawaさん ごぶさたです。 平地では…
 minagawa@ 山形すごい!! こんなに積もっているんですね、山形。 …

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Nov 23, 2006
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昨年よりはじまりました穂酔(ほすい)会。今年で2度目の仕込み体験となりました。

今年は日程の調整がつかず、1日の仕込み体験となりましたが、参加者は約30名。

場所は銀嶺月山醸造場設楽酒造店です。

昨年いろいろと不手際があったので、今年は作業内容、時間配分等しっかり検討してのぞみました。

まずは蔵の中をご案内。銀嶺月山の杜氏布宮さんが全て説明をしてくださいました。

麹の説明、もとの説明、そしてもろみの説明など何度聞いてもためになることそして新たな発見があります。

設楽酒造店さんは全て高温糖化もと。もとの造り方は、きもと、山廃、速醸、そして高温糖化。

きもとや山廃は自然の乳酸を利用するので、もとを造るのに1ヶ月程度かかるのに対し、速醸は乳酸を添加し2週間で出来上がります。

高温糖化はそれよりも早く1週間程度で出来上がる優れもの。山形では57蔵あるうち、2つの蔵でしか高温糖化もとを造っていません。


作業は昨年よりも少しバーションアップ。

蒸米を麹室に引き込み、麹菌を振り掛ける作業を行います。

蒸しあがったお米われわれが作った「はえぬき」の60%精米したものを食べてみる。お酒にするお米としては味があります。

それを麹室まで布にとって運びました。

設楽さんのところは自動製麹機という大規模な機械があるため、室ではなくその機械自体が室になっています。
そこの部屋は30℃以上あります。高温でありながら、湿度もあまりありません。


皆さん興味津々。暑いながらも真剣です。
一人ひとり麹菌を降りかけていきます。麹菌はオリーゼ山形という麹菌、いわゆるカビです。

菌糸を伸ばしていく時は蒸米は白くなり3日間で酒用の麹になりますが、そのまましておくと緑色にカビたようになります。

床揉みといって蒸米に麹菌を降りかけたものが均等にいきわたるようにかき混ぜる作業も少々。
床揉み機というものが柔らかくお米を持ち上げ攪拌していきます。


次にもろみの経過を見ました。

すでに仕込み済みのタンクから少しくみ上げ、3日目のもの、13日目のもの、20日目のものをそれぞれ試飲。

どぶろく状態のもので好みも様々です。

毎回参加してくださるTさんが自然と手伝ってくれて、皆さんに配ってくれました。

ちょっとづつ皆さん打ち解けるのがまたいいですね。

お昼は近くでそば。清流庭園玉貴の看板があってそちらで食べられるようになりたいね~なんて話をしました。


早めに昼食をとるつもりが予約していたそば屋さんに30名一気にいったもので出てくるのに時間がかかってしまいました。ちょっと反省点です。


さて午後からの作業は実際の仕込み作業
2班にわかれ、蒸米を運ぶ班、仕込み蔵で仕込みと櫂入れ班に分かれて作業を開始。

およそ50分くらいの作業でしたが、皆さん真剣にそして楽しみながら仕込み作業を行いました。

特に櫂入れをしていた方はかなり盛り上がっていたようです。

そして、次は浸漬作業
洗米したお米に水をつけて、明日の蒸米を準備します。
時間を計りながら米が外側から吸水していく様子をじっくり観察。じーっと見ている姿がまたよかったです。

ここで私といつも参加してくださるTさんはYBCラジオの生放送に出演。

実はTさんのお子様は秋田のまんさくの花日の丸醸造で働いているとのこと。ぜひ仕込みの時期には行ってみたい蔵元です。

しかもTさんはラジオのインタビューで
「仕込んで出来たお酒をぜひ飲ませたい!」とおっしゃっていました。

その間皆様は搾りたてを試飲

ヤブタで搾った酒をそのまま直汲みで試飲できるなんて本当にうれしいですよね。私も試飲したかった。


その後は5種類+1種類のきき酒タイム。

普通酒大観、純米酒蔵酒、純米吟醸月山の雪、大吟醸銀嶺月山、搾りたて生原酒(大観になるもの)
そして純米生にごり穂酔

搾りたて生原酒が人気だったようです。香りよくフレッシュなお酒です。本当にできたての味と香りを楽しめました。


あっという間の5時間。様々な作業工程を体験していただき、またスケジュールどおり怪我もなく開催することができて本当によかったと思います。

帰りはチェリーランド寒河江でアイスを食べて帰りました。


とっても充実した会だったと思います。
私はプランをたてるだけで、後は蔵の皆様にお世話になりっぱなしでした。亮輔君はじめ全ての工程を事細かに説明してくださった杜氏布宮さん、そして各工程で作業の手助けをしてくださった蔵人の皆様本当にありがとうございます。

とても楽しかったという言葉を皆様からいただけて本当によかった!と思います。

昨年よりバージョンアップしたとのご意見もいただきうれしかったです。

皆様の思いが詰まった今年の「穂酔」本当に楽しみです。


<緊急企画>
新酒が出来る前に杉玉を作ろう!

いらっしゃった皆様にはご案内しましたが、酒蔵のシンボルでもある杉玉(酒林)を作ります。

自分の杉玉を作って出来た新酒とともに楽しみましょう!

日時:12月17日(日)13:00~16:00

場所:月山酒造醸造場設楽酒造店 月山の酒蔵資料館内

会費:1500円(材料費)
※材料費が予想以上にかかるため、会費を変更しました。すみません。

定員:10名

作る杉玉:直径15cm程度のもの各自1個

持ち物:剪定はさみ、ゴム手袋(軍手)

ぜひ参加したい方はコチラまでご連絡ください!会員の方優先となりますので、お断りする場合もございます。





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Last updated  Nov 27, 2006 12:27:04 AM
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