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みるみるわかる!行政書士1
ブログ休養中に、みるみるわかる行政書士1、2を刊行しました。 行政法、一般知識は書き下ろし。 民法、会社法、憲法は、オートマチックシステムを相当に端折って行政書士試験向けにアレンジしました。 行政書士は、業務範囲が広く、司法書士になってから行政書士の資格があってもよかったな、と思うことが多分あります。 たとえば、建設業関係の会社と付き合うようになると、役員の変更などの問題は、役所の許認可の問題と連動します。 だから、この双方の仕事ができるとよいのですが、役所の許認可の問題は行政書士の業務なのです。 このほか、外国人の在留の問題や繁華街であれば風俗営業の許認可の問題も発生します。 そういうわけで、本書は、司法書士の受験者が、行政書士試験を受けることも念頭に書いています。 実は、司法書士試験の合格レベルに達した人にとって、行政書士試験の合格は、そう難しいことではありません。 問題は、行政法をいかに学習するかということだけといってもいいです。 ぼくの生徒さんで、平成16年度に2回目の受験で司法書士試験に受かった人は、たった3日の勉強で、ぎりぎりですが、その年の行政書士試験に合格しています。 といっても、行政書士試験には、独自のむつかしさがあります。 というのは、試験範囲が広いので、学習のマトがしぼりにくいのです。 司法書士試験は実務試験ですが、行政書士試験は実務とかけ離れた教養試験なのです。 ぼくは、平成17年の合格者ですが、当時の行政書士試験は、満点が140点でした。 この試験は変わっていて、満点のうち、6割を取れば合格なのです。 このため、合格者の数が年によってまったく相違します。 以下をご覧になると、たいていの人がびっくりするでしょう。 行政書士試験結果の推移 ところで、ぼくは、140点満点、合格点が84点の試験で、107点でした。 このように、ぼくがやっても、76パーセントの正解率でしかないのです。 これが、マトが絞りにくい行政書士試験の特徴です。 しかし、司法書士試験の合格レベルにある時が、もっとも合格に近いときなので、試みにやってみようという方は挑戦してみてもいいでしょう。 今年の試験は、11月8日(日)と発表されています。 行政書士試験研究センター 行政書士一発合格塾 みるみるわかる!行政書士2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.05 20:50:35
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