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昨日、第27期将棋竜王戦第5局が決着し、4勝1敗で糸谷7段が竜王位を奪取しました。 竜王位は棋界最高のタイトルです。 ニコ生で観戦をしましたが、終局時のお通夜のような雰囲気がコトの重大さを物語っていました。 とまれ、糸谷哲郎竜王の誕生です。 森内前竜王は、第4局、第5局と続けて優勢な将棋を最後に落としました。 元来は盤石のイメージ、有利な将棋を決して落とさない森内前竜王ですが、今回はらしくない戦いが続きました。 竜王戦は若手の登竜門。 下位者にチャンスを与えるシステムです。 このため、最高のタイトルでありながら、時の第一人者が長く居座るというイメージはありません。 羽生名人の初タイトルが、竜王で、時に19歳。 渡部二冠も同様で、20歳。 そして、糸谷竜王は26歳です。 さて、今回の結果が、棋界に新風を呼び起こすことになるかもしれません。 いま、関西の若手が強いのです。 糸谷竜王は、独特の人生観があるのか、哲学青年で見ていてあきないタイプです。 今後の活躍が楽しみですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.12.05 09:41:48
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