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カテゴリ:環境
ある国会議員から聞いた話です。
阿部総理に、「フードマイレージというのをご存知ですか?」と尋ねたそうです。 総理は、正直に「知りません。」と答えられたそうです。 フードマイレージは、1994年にイギリスの消費者運動家ティム・ラング氏が提唱した食糧の量と輸送距離を物差しとした指標で、「重量×距離(トン・キロメートル)」であらわされます。食糧の生産地と消費地が近ければフードマイレージは小さくなり、距離が遠くなれば大きくなります。 フードマイレージが大きいということは、それだけ多くのエネルギーを消費しているということになります。当然、二酸化炭素の排出量も大きくなるはずで、フードマイレージが高いということは環境負荷が大きいということになります。 同じように、この考え方を木材に応用した指標が、「ウッドマイレージ」です。日本の場合は、食糧や木材のほとんどを輸入に依存しており、フードマイレージ・ウッドマイレージ共に極めて高い数値になるようです。 ところで、今日のニュースで言っていましたが、今年の『まんが甲子園』のテーマは、「地産地消」だそうです。 「地産地消」を促進し「フードマイレージ」を小さくすることの大切さを、安部総理もしっかり認識してほしいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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