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カテゴリ:森林・林業
毎年出席させていただいている「全国林業グループコンクール」。 今年は、愚生が所属している「芦北地域林研」が九州代表に選ばれたため、 発表者のほか、9名の大応援団を引き連れて上京してきました。 このコンクールでは、近年、産業としての林業活動にとどまらず、 多彩な活動が報告されるようになりました。年を追うごとに面白くなっている印象です。 発表したのは全国各地から選ばれた6グループ。 岩手県盛岡市のグループは、地域住民や大学生らと一緒になって展開している 「Waのまちもりおか『絆の輪」プロジェクト」という活動を紹介してくれました。 冬の街を森林資源を活用し彩っていこうという活動で、 この活動で作った大きなリースも持ち込んでの紹介でした。 群馬県藤岡市のグループは、未来を担う子供たちへの林業普及活動や、 一般市民を対象とした林業体験、里山の再生活動などに取り組んでいます。 長野県中野市のグループは、高校生に対する活動の中で、チェンソーアートという たいへん珍しいことにも取り組んでいます。 また、木質チップの活用や根曲り材の活用の研究なども行っているとのことでした。 兵庫県多可郡多可町のグループは、強度試験などを行って地域材のブランド化に取り組んでいます。 ホームページもつくってPR活動もしており、たいへん参考になる発表でした。 島根県仁多郡奥出雲町のグループは、土佐の森方式の「林地残材収集システム」の構築に取り組み、 大きな実績を上げておられます。こちらもたいへん参考になる発表でした。 審査の結果、農林水産大臣賞は島根県のグループに決まりました。 芦北林研は大臣賞を狙っていたので、残念な結果になりましたが、全国大会に出場できたことに加え、 多くの応援団も一緒になって参加できたことで、貴重な経験となりました。 大会が終わった後は、新木場にある「木材会館」を見学しました。 国産材をたくさん使ったユニークなビルです。 デザインがすばらしく、木材の使い方の提案としてはたいへん面白いなあと感じました。 役員室の木製テーブルに座って満足げの重鎮たち 今回のコンクールにはかなりの準備をして臨みました。それだけに大臣賞をとれなかったのは残念でした。 しかし、芦北林研にとって、全国大会にまで行けたというのは大きな自信になったのは間違いありません。 今後の活動の励みにもなります。 今後は、新たな活動の幅を広げるためにも、若い人の勧誘もやっていこうと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.24 08:29:16
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