感想 |
実はこの作品、今までに何度か読んでいるんですが、最後まで読んだのは今回が初めて。なぜ、何度も途中で読むのを止めてしまうのかというと、一言で言うとこの作者の文体がボクにはどうも合わない、という事に尽きる。読んでいてとても苦痛なのだ。ボクは江戸川乱歩賞をとった作品には非常に興味があるので、読むようにしているんだけど、この作者の作品を今後読むことはなさそうだ。もちろん作品自体はとても優秀なのだろうし、映像化もされているけれど、ボクにはまったく魅力がなかった。自衛隊の仕組みみたいなものにも興味がなかったし、そこに登場する武器や一般の人間にはまったくかかわることのない乗り物にも特にすごさを感じられなかった。ストーリーの背景にも興味がなかったし、正直よくわからない。……と、ダメダメばかりだが、現在の世界の状況や自衛隊に興味がある方なら、存分に楽しめるのかもしれません。
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