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カテゴリ:ミリタリーな話
ガソリン価格が高騰している昨今、数日前にニュース番組で、バイオ燃料の特集をしていました。
早い話が、菜種油です。 滋賀県にある自治体が、10年程前から、ディーゼルエンジンの燃料を、軽油から環境に優しい天ぷら油に切り替えるべく研究をしていたそうです。 番組内容は、 市民ボランティア参加による廃油回収→自動車燃料への精製 畑で菜の花栽培→菜種油搾取→自動車燃料への精製 何れも、次世代のクリーンなエネルギーとして紹介していました。 菜種油で思い出したのですが、第二次世界大戦中、日本はジェット戦闘機(攻撃機)を開発していました。 「最高速度がプロペラ機(レシプロエンジン)より優れているから?」 それもありますが、最大の理由は、連合軍により補給線を断たれた日本軍は、燃料も外地から入って来なくなりました。 そこで国産可能な天ぷら油(植物油)でも空を飛ぶジェット機に注目が集まったのです。 実際に終戦の直前、海軍特殊攻撃機「橘花」は空を飛びました! 大戦中に菜種油が本格的にエンジン駆動用に実用化されていたのなら、戦後のエネルギー事情も大きく変わっていたかも知れませんね… アルカイダ、なんていうオイルダラーの申し子に、大きな顔をさせなかったかも知れません… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.17 00:20:57
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