毎日が旅気分

　　　爆弾以上です　

１ヶ月前にトレチノイン２クールの治療が終わり、この日を待っていた。
シミの究極の治療、爆弾レーザー。

５時の予約をし、会社は４時に早退。皮膚科へ。

レーザーの準備をする間、待合室で説明書を読まされる

部屋に入り、さらに説明を受け、ベッドに横になる。
以前行った脱毛のエステに似ている。
この辺までは余裕だったのだが・・・

まず、洗顔。
看護婦さんが、エステティシャン並みに上手なダブル洗顔をしてくれる。
とても上手でうっとり眠くなる程。
きくと、以前美容皮膚科にいたことがあるとか。

そして、次。
まずはレーザーピーリング。
古い角質や産毛を除去するため、顔全体にレーザーをあてる。
熱いのとマイナスの冷気を含んだレーザーが同時に出る。
冷たさがある分、ガマンできる痛さ。

最後に、バクダンレーザー
気になるシミの部分に再度レーザーを。
今度のは、冷気含まず。ひたすら熱いだけのレーザーだ


その熱いの、痛いのなんのって。
一番シミ、ソバカスの多い頬から。パチン、パチンとレーザーを当てるたびに皮膚が焼けるよう。
つぶっている目の隙間から音と同時に赤いものが見える。あれがレーザーかな。
目に入って大丈夫なの？

「休みながらやりましょう」と看護婦さん。
時々炎症止めを塗ってくれる。ありがたい。
ちょっと落ち着くが、すぐに火がついたようなヒリヒリ感が戻る。

顔中にどんどんレーザーを当てていく。順番に全部に当てることに。

痛い、熱い。場所によってすっごく痛いところがある。
脱毛レーザーの痛さの比ではない。
あてた瞬間身体がビクッと跳ね上がる程。
涙が横に流れた。

熱い、痛いを通り越して、あるとき皮膚の感覚がおかしくなった。
そして、また痛み、熱さがぶり返し・・・・

その繰り返し、それを顔中どんどん、遠慮なく進める。
はやく終わってくれーーー、と心で叫ぶ私

「終わりました。よくガマンしましたね。私も以前ほくろをとったことがあるのですが、たった数回のレーザーで死にそうでした」

早く言ってくれ。そんなに痛いなんて聞いてないよーー。
覚悟もなく始まってしまったじゃないかーー

終わったとき、自分の顔は真っ赤だと思っていたが、鏡を渡されてちょっとほっとした。
赤くはなかったから。
その分、シミ、ソバカスのあったところが、薄黒く浮き出ている。
赤毛のアンのソバカスが１００倍になったようだ。それが顔中だ。
すごい。ひどい顔。ちょっとむくんでない？
何より痛いのなんのって。
髪の毛が触れただけでも痛い。

１時間半の治療が終わり、家でのお手入れセットを渡される。
　　　　　　　

　左から、ＵＶプロテクト（化粧下地）　
　　　　　ホワイトニング化粧水　　　　　
　　　　　洗顔泡たてネット、洗顔パウダー

きょうからはこのお手入れをして、１０日後に診察を受けるよう言い渡される。

５日から１週間でカサブタができるので、それを無理にとらないように。
無理をすると余計アトが残りますから・・・
カサブタ、取らないでガマンできるかな？　　　

　　　爆弾レーザー初回料金３００００円。
　　　二回目からは５００００円。

・・・・たぶん二回目は・・・ないと思う。
痛いよん。

用意してきたマスクをして、電車を乗り継いで帰宅。

家に帰るころには、黒く反応したところがさらに黒くなり、さらにヒリヒリ感が増した。
額と頬、あごの所々に火ぶくれが出来ている。
水泡が出来ているのだ。
あーー、こんなことでいいの？
これが逆に残ってしまうのではないのかな・・・
ちょっと心細くなった。

とてもじゃないけど、誰にも見せられない。
夫ットには見せたけど、ハハを驚かせてはいけないので、食事は別にとった。

これで、美白を手に入れられるのだろうか？

・・・続く。