国際福祉機器展へ行く(後篇) ~賢すぎるお犬マサ~
国際福祉機器展後篇です。今回のボク的目玉は介護犬サマです。よく盲導犬と勘違いする人も多いみたいですが、こちらはもっと広く介護のお手伝いまでしちゃうワンちゃんです。ラブラドールの介護犬、見るからに賢そうです。 全国でを介護犬を必要としている人は1万5千人いるそうですが、介護犬はたった50匹ぐらいしかいないそうです。それだけ育成が難しいというい事もあるのでしょう。ノーガキはさておいて、このワンちゃん達がどんな事をするのかさっそくご紹介しましょう。まずは皆さん、あれっ携帯どこいったかなーなんて言ってあっちこっち探すことありませんか。ボクは年中やってます。ところがこれが体の不自由な人だと、部屋のあちこちを探すのは至難の業。ここで介護犬登場。ご主人が‘ケイタイ!’と叫ぶと、前もって部屋の隅に隠してあった携帯を探しまくって、見事ご主人のところに咥えて持ってきます。お見事! ドアなんかも簡単にあけちゃいます。右の写真は、冷蔵庫を開け、中に入っているペットボトルを咥えて持ってくるところ。うちの食い意地張ったミ○ンなら冷蔵庫の食べ物を食いまくって終わりでしょう(笑)こちらは、ご主人の靴や靴下を脱がしてくれているところです。因みに、うちのいたずらん坊モ○は、落ちている靴下を咥えてボロボロにするんのが得意技です(爆)あと極めつけは、床に座った状態の足の不自由な人が車椅子に乗るのをお手伝いしちゃいます。足の不自由な人が一度床に座ってしまうと、立ちあがって車椅子に乗るのはなかなかひと苦労するもの。足を伸ばして床に座っている状態のご主人さまの膝の下にもぐりこみ、そこから体をエイヤッと持ち上げご主人さまは楽々車椅子に乗ることができます。見ている人たちからも、思わず感嘆のため息がもれます。写真を撮り損なってしまったのが悔やまれます。こんな賢い介護犬ですが、一部にはムリに犬に介護をさせて、これは虐待ではないかとか言う人もいるそうです。ただ、トレーニングも褒めながら愛情をもってやっており、介護犬もうまくできてご主人に褒められるのをとっても楽しみにしていて、信頼関係の上に成り立っているもので、決して虐待にはあたらないということでした。まあ、野暮な事をいう人もいるのもです。ともかく賢こ可愛いワンちゃん達にビックリのこの企画でした。ウチ脳天気なワンコ達にも見せてあげたいくらいでした。‘ナンカ言いました,,,。’