点入りすぎ!
今年のプロ野球を見ていて思うところがある。例えば4月28日の結果横 9-4神 巨11-2ヤ 中 6-3 広日15-8近 西10-1オ ロ12-11ダって点入りすぎじゃない?去年あたりからビッグイニングが増えたなあなんて思っていたが、今年はまだ4月だというのにちょっとひどい。違うスポーツかと思うようなスコアをよく見る。好みにもよるだろうが、俺的にはこういうのテンションが下がる。だって野球て、なんつーか、そういうスポーツじゃないじゃん。ちなみに今日(5/1)終了時での両リーグでの1試合あたりのスコアはセ:消化試合 71 総得点 697 1試合平均 9.816点パ:消化試合 88 総得点 937 1試合平均 10.647点・・・というわけでだいたい1試合あたり10点入っている計算になる。すなわち、5-5、6-4、7-3、8-2、9-1、10-0とこれが今年の「平均的」な試合になっているわけである。これってどちらかというと「大味な試合」に属すると俺は思うのだが・・・。ついでに5年前(1999)と比較してみよう。セ:試合数 405 総得点 3587 1試合平均 8.856(-0.960)パ:試合数 405 総得点 3468 1試合平均 8.562(-2.085) さらに5年前の10年前(1994)と比較してみると、セ:試合数 390 総得点 3168 1試合平均 8.123(-1.693)パ:試合数 390 総得点 3579 1試合平均 9.176(-1.471) ※( )内は今年との差。んーやっぱり。1試合に入る点数は8~9点に収まっていたのだ。5-3、5-4、6-2、6-3・・・たった1,2点の差だがこうしてみると先ほどとはだいぶイメージが違う。そのうえビッグイニングがやたら増えた気がするのだが、アレは何なのだろうか?アレも気にくわない。<考察>1 FA、逆指名ドラフトで優良ピッチャーがセに流れる →パの1軍には、一昔前だったら1軍半であっただろうPが登板する →打たれたら止まらない2 飛ぶボールになった(これは事実)3 登板する若手Pの世代が変わった →今時の若手といったらもう80年代生まれもいる →キレやすい世代だ(小さい頃恵まれて育った) →一度打たれたら(キレたら)止まらない 4 ドーム球場増えた →空調調節可能 →球が「飛ぶ」環境になっている(?) →本塁打増えるなど考えられるが真実はよくわからん。まあとにかくだ。これでさらに投手陣がバテがちな夏場になったらどうなってしまうのか・・・。野球っぽいスコアで試合してほしいな。でないとチビッコがこれが普通だと思っちゃうぞー。