カテゴリ:おすすめ!ギリシア料理
あまりに定番過ぎてつまらないか?と取り上げるのを遠まわしにして来たのですが、そろそろ茄子もお安くなってきたし、先日久々に作って改めてその美味しさを再認識したので、満を持しての登場です。ギリシャ料理の代表格「ムサカ」。
下からじゃがいも、ミートソース、茄子、ホワイトソースの順で層になっています。垂直にナイフを入れて四層いっぺんに食べても美味しいし、部分的に食べても美味しい。どこからどう食べても美味しい無敵の一品です。 我が家でギリシャ料理を作る際には基本的にダイエットモードになっているため(だってお店レベルで作ったら絶対太るよギリシャ料理^^;)、特にホワイトソースの層がかなり薄め(たぶん1/3以下です)になっていますが、味的には相当ウマイです。お店に十分近いもん^^なので、よりボリューミーにどかん!と食べたい方は、全体的に量を増やしてください。 また、ミートソースの味付けに私はオールスパイスやクミンを使っていますが、現地では入れない家庭も多いと聞きます。この辺りもお好みでどうぞ。シンプルに塩・コショウだけで作っても、トマトや赤ワイン、ローリエを利かせれば十分美味しくできます。 ともあれ、さすがギリシャ料理の代名詞、ホントに美味しいです。茄子が嫌いでなければ、どなたにでも好まれる定番の味。パンにもパスタにもぴったりです。是非、お試しください!! ≪ギリシャ料理の王道と言えばコレ!茄子とじゃがいものムサカ≫レシピ:2~3人分(パウンド型1台分) <材料> ・茄子 中2~3本 ・じゃがいも 中2個 ・オリーブオイル 適量 (ギリシャ風ミートソース) ・ひき肉(本来はラムまたは牛ですが、お好みの種類でいいです) 100~120g ・ホールトマトまたはチョップドトマト缶 1/2缶 ・玉ねぎ 1/4個 ・にんにく 1かけ ・オリーブオイル 少々 ・塩、コショウ 適量 ・(あれば)赤ワイン 50cc ・(あれば)ローリエ 1枚 ・オールスパイスまたはクミン 小さじ1/2 (ギリシャ風ホワイトソース) ・牛乳 120cc ・卵 1/2個 ・薄力粉 大さじ1.5 ・バター 小さじ1 ・パルメザンチーズ 大さじ2 ・塩、コショウ 各少々 ・(あれば)ナツメグ 少々 ・(あれば)パセリ 少々 1) 最初にミートソースを作る。にんにくと玉ねぎをみじん切りにし、フライパンにオリーブオイル少々を敷いてまずにんにくを入れ、香りが出てきたら玉ねぎとひき肉、ローリエ、オールスパイス、塩・コショウを加えて、玉ねぎが透明になってひき肉の色が変わるまで炒める。 2) 1)に赤ワイン(なければ同量の水)を加え、汁気がなくなるまで時々混ぜながら中火で煮込み、火を止めて30分以上置いておく(味を馴染ませるため)。冷めた状態で味を見て、足りなければ塩・コショウで整える。 3) じゃがいもは皮をむいて軽く茹でるか、レンジで3~4分チンしてちょっと固めの状態で取り出し、1.5~2cm厚さに切る。茄子は1.5cm厚さにスライスしてオリーブオイルで両面をソテーし、火を止めて蓋をして余熱で蒸らしておく。 4) 卵・チーズ入りホワイトソースを作る。牛乳に予め分量の薄力粉を混ぜておき(ダマにしないため)、フライパンにバターを溶かして、弱火で粉入り牛乳・溶き卵・チーズの半量を混ぜ合わせてとろみをつける。火が強いと卵が固まってしまうので注意!馴染んだら、塩コショウ、ナツメグ(3~4振りぐらい)を加えて混ぜ、火からおろす。 5) 焼き型または耐熱容器(なければ、適当な大きさの紙箱にアルミホイルを敷き詰めてもOK)に薄くバターを塗り、じゃがいも、ミートソース、茄子、ホワイトソースの順に重ね、最後に残りのパルメザンチーズとあればパセリを振って、表面に焼き目がつくまでオーブンで焼いてできあがり!(今回は200度で15分焼きました)。 少し粗熱を取ってからの方が切り分けやすいです。 ★各層に味が馴染むのに少し時間がかかるので、私がよく行くギリシャ料理屋さんでは前日に仕込んで冷蔵庫に入れておき、出す直前に温め直すのだそう。作り置きできるのは嬉しいですよね^^ ★スパイスを使わずにミートソースを作る場合、トマトの量を増やして煮詰めて農耕にするか、或いは隠し味としてウスターソース少々を加えるとしっかり味が決まります(特に牛肉・ラム肉・合いびき肉を使う場合にオススメ)。これと同様のパスタ版「パスティチオ」を作る際にも使える手ですよ! ↑ ↑ ↑ 3種類のランキングに参加しています。 順位が上がると、より多くの方々にご覧頂くチャンスが広がります^0^ 本日もポチッと応援、お願いいたします^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.07 07:40:57
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