カテゴリ:懐かしい中国・台湾料理
先日、黒酢を切らしたので久々に中華街へ買いに行きまして。中国のたまり醤油も買いました。このお醤油、目玉焼きごはんにぴったりなんですよね。
買い物ついでにうろうろしたら、中華街でも珍しい台湾料理のお店を見つけたのでランチに入ってみました。 「状元郷」さん。 前からこんなお店あったっけ??と思ったら、'11年までは別の名前の上海料理のお店だったようで、オーナー変更に伴い店名も料理のジャンルも変わったようです。なので内装も新しくとてもきれい。 まずはビールでカンパーイ(* ̄∀ ̄)ノ□☆□ヾ( ̄∀ ̄*) 台湾ビールは青島のより味がちょっと濃いめ。そして台湾でビールといえばこれ! 「シジミの醤油漬け(600円)」。 日本だとなかなか食べられないので、お店で食べたのは久々。にんにくが効いてぷよぷよしてウマーヽ( ̄▽ ̄)ノ私がつくるとついもっと辛くしてもっと香りをきかせてしまいますが、やっぱり美味しい そして台湾料理と言えばやっぱりこれ! 「ルーロー飯(550円)」。 「タンツー麺(700円)」。 どちらも美味しかったです。 ルーロー飯の肉そぼろは味付けも食感も申し分なく、「つゆだく」までではないですがたっぷりかかった汁もごはんにぴったり!一気にかきこんでしまいたくなる美味しさです。リーズナブルな価格&女性でも食べ切れる量なのも嬉しい。 タンツー麺もあっさり味で美味しかった。上のそぼろがルーロー飯のとは違って、ふよふよした食感なのもいい。 あと、メニューから気になって食べてみたのが「パクチー入り水餃子(600円)」。 かなりでっかいのが5個。リーズナブルです。そして中身は 思ったより「パクチーパクチー」してませんでしたが、苦手だった頃の私なら涙目にはなりそうなレベルです。ちょっと辛めのタレにつけると美味しい。 これ以外にも気になるメニュー(主に羊肉を使ったもの)がいくつかありましたが、小皿っぽいお料理以外は一気に価格が跳ね上がるのと、この時さほどおなか空いてなかったので(ダンナさんは少し物足りなかったかも)今回はこれでお会計。台湾料理ではなさそうなものもメニューにけっこう入っているのは中華街ではニーズがあってやむを得ないかな(他のお店も大抵看板ジャンルと異なるメニュー出してますしね)。今回食べたものは中華街価格としてはかなりお得。どれも美味しくて、当たりのお店でした。ラッキー 中華のお店の雰囲気がちょっと苦手、というような方でも大丈夫なオシャレな雰囲気で、お店の女性もカジュアルながら気が利いているので居やすい雰囲気。お客さんは女性同士またはカップル、それに常連さんっぽいグループの方々。分煙がないのはあの狭さでは仕方ないかな。ルーロー飯食べたくなったらまた行こう。ごちそうさまでした! 状元郷 (台湾料理 / 元町・中華街駅、日本大通り駅、石川町駅) ・・・という訳で、中華を軽く食べて帰って来たのでその夜も中華になりました。 中華つくるの久々だったので、定番を美味しく作るつもりが 麻婆はコクがちょっと足りない&花椒を少々焦がしてしまい、 羊のひき肉を使った水餃子はところどころ皮が破けましたが現地でもよくあるのでご愛嬌。 でも、食べきった後に気づきました。これトルコ料理に近いからヨーグルトソースかければよかったщ(゚ロ゚щ) ・・・というのと、おそらくこれを作ったのは、むかし中国の田舎で食べたワンタンを、中華街でパクチー餃子食べて無意識に思い出していたからなんですよね。だったらもっと厚めの皮を自分でつくればよかった。今度またつくろう。 花巻はわりと上手にできました。もっとお砂糖入れてもよかったかな。蒸し器も久々に使いました。 ――という感じで「もっと美味しく作れるはずなのになー」的心残りがあったこの日のごはん。体調がイマイチの時って最近作っていないジャンルのものが上手にできないなあ。 という中で、この日唯一「超美味しくできたヽ( ゚∀゚)ノ」と思えたのがこれ。 ◆油面筋(ヨウメンジン)の豚肉キクラゲ詰めと白菜・椎茸の醤油煮 中国だと多分普通に「面筋白菜」とかそんな感じに表記されると思いますが、面筋がメニューに上がるお店は日本ではあまりないと思います。中国でも無錫の近辺だけじゃないかしら。 面筋(ボール状の揚げ麩、中が空洞になるので、軽く湯通しして指を突っ込んで穴をあけ、中に具を詰めて使うのが一般的)を見つけたのもすごく久々です。調味料を買いに行ったお店で見つけて即買いしました。ビン類とかかさばるものを相当買い込んだので、ダンナさんが一緒でよかったです。 実家から来た白菜があったので、面筋に豚肉詰めて煮ようと思い、椎茸も一緒だとより美味しいので買って帰りました。 間違いのない、なつかしい美味しさヾ(o´∀`o)ノ 私にとって面筋は、もう10年ほど前になりますが当時毎月1週間~10日間ほど出張していた中国の田舎の工場の社員食堂でよく食べた味。厨房のおっちゃん・おばちゃんが毎朝市場でその日安い食材をどっさり買って来て、ごはん+おかず2品(主菜と副菜)+スープが基本。茄子や白菜、きゅうりは安いので毎日のように出て、お肉は豚か鶏でした。 面筋はボリュームが出るのでよく出ました。とろけるように煮えた白菜に面筋の油と中のお肉のだしがしみてごはんが進む味。ほんのり甘い醤油ベースは日本人好みで、同行している技術職の男子のみんなも好んで食べてたっけ。懐かしいなあ。 この日の中身は豚ひき肉+ねぎ+生姜少々+刻んだキクラゲ+刻んだ椎茸の軸。紹興酒を切らしていて入れられませんでしたが、醤油・酒・片栗粉少々で味付けして面筋に詰め、鍋にざく切りの白菜を敷いて面筋と椎茸を載せ、ひたひたぐらいの水(白菜から水が出るので少し少なめ)+中華スープ少々で煮て、煮立ったら醤油+砂糖+紹興酒と八角少々(なくてもいいし、仕上げに五香粉を振ってもいい)。ちょこっと甘めに作った方が美味しいです。 春雨とのスープの作り方を以前アップしているので、よろしければこちらもどうぞ。 中華も身体が温まるお料理が多いので、冬に作りたくなります。今度はもっと美味しく作るぞー(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.16 08:55:19
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