カテゴリ:懐かしい中国・台湾料理
久々にごはん記事でも。週末はいろいろ作ってるんですがなかなかアップできてませんで・・・。
めっきり寒くなって来たのでこの秋初めてお鍋をしました。 お鍋とおかずのほとんどが台湾風です。 ◆酸白菜鍋 これは「白菜漬を発酵させる」のが何よりのポイント。酸味のある味が美味しく、買ってきたままだとしょっぱみが先立つ白菜漬の味に深みが出て、お鍋のスープが美味しくなるのです。発酵食品は疲れている時特にいいですよね。材料も「発酵させた白菜漬+豚薄切り肉(脂身のある部分)」が基本で、後は何を入れても、入れなくてもOK。今回は以下の材料を使いました。 <2人分> ・市販の白菜漬け(半日外に出して発酵させたもの) 1袋(240g) ・豚薄切り肉 200g ・えのきだけ 2/3袋、石づきをとる ・白菜 1/4カットのを3枚程度 ・ミニちくわ(かまぼこでもよいです) 5本(縦半分に切る) ・中華風スープの素(味覇を使用) 適量 ・コショウ まずは白菜の発酵です。思い立った日にやるのが吉。 買ってきた白菜漬けを袋ごと屋外に出し(この時期はまだ気温が高めなので屋外がベター。冬はあったかい室内で)、袋がちょっと膨れてきたら発酵している証拠。今の気温なら朝日差しが出て来た時間帯に出して、半日ぐらい出しておけばちょうどいい感じになります。 袋から出し、ざるにあけて水気を切っておきます。絞り方次第で味が決まりますが、私は絞らずに酸味を強めに出すのが好き。今回は人参や昆布もちょっと入っている、味が濃いめの市販の白菜漬けを使ったので、一緒に生の白菜も入れました。2~3cmの食べやすい太さに切って白菜漬けとまぜ、お鍋に敷きつめて水を張って加熱。 沸いて来たら中華風スープの素をやや薄味めに加え、えのきだけとちくわを並べて5~10分程度、生の白菜とえのきが食べやすい柔らかさになるまで煮、最後に豚肉をえのきの上に広げ、色が変わればOK。スープは好みの濃さに調整ください。漬物から味が出るので薄めがいいです。 美味しかった~ (○´ڡ`○) 漬物を発酵させて味に深みを出すのはヨーロッパでも使われている手法ですよね。みんな発酵味が好きなんだなあ。 ◆しじみの醤油漬け スーパーで大粒のしじみを見つけたので久々に作りました。紹興酒を切らしていたので日本酒を使った分ちょっと物足りなかったですが、中国のたまり醤油と黒酢を使ったのでそこそこそれっぽい味に。お醤油は向こうのを使った方が断然それっぽくなります。レシピはこちら。 それと、つけあわせのきゅうりはにんにくと塩で水分が飛ぶ程度に炒めてあります。きゅうりも向こうでは炒めて食べることが多く、加熱すると青臭さが飛んでちょっとむっちりするのもいい。 ◆茄子のバジル炒め これも好きなんですがつくったのはけっこう久々。レシピはこちらです。この時は下ごしらえ時に蒸していますが、今回は他のメニューがあっさりめだったので素揚げにしました。とろっとして美味しかった! ◆菜飯(ツァイファン) これのみ大陸風です。レシピはこちら。 里芋が家になかったのでじゃがいもを使ったらだいぶ毛色が違いましたが(笑)小松菜または青梗菜は欠かせません。 ◆にら・もやし・ねぎ・干し海老の玉子焼き にらだけを入れたにらたまよりも、もっとボリュームのある玉子焼きが食べたいなと思ってつくりました。分量は適当、味付けは味の素(にらたまは味の素を使うとおいしい)と醤油ちょぴっと。 中華は暑い時期に辛くして食べるのも良いですが、寒くなると食べたくなるのは「身体を温める」メニューが多いからだと思います。中国では身体を冷やすものは摂らない方がいいと言われていて、冷たい飲み物も飲まれないくらいなので、現在冷え性の私が食べたくなるのも道理。 寒くなり始めの時期に身体を冷やしてしまうと冬にかなり冷えてしまうので、この時期は「身体を温める」を心がけましょう(○´∀`)ノ 今日も冷たい雨ですが、気を付けてお出かけしましょうねー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.17 08:19:32
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