う～ん、直接対決で勝てませんねぇ。
これに勝てばマジック７点灯の大勝負だったんですが、チャンスを活かしきれませんでした。

岩田はまたも読売重量打線につかまってしまいました。
前の３連戦もそうでしたが、先発ピッチャーが打たれすぎです。
どうも慎重に行き過ぎて失敗しているような気がします。

それでも内海の調子もイマイチで、試合は荒れ気味。
というか、阪神打線のこの試合にかける勢いでチャンスは作りました。でも１点ずつしか入らない。(T_T)
特に３回の金本の打球が抜けてたら、流れが一気にこっちに来たのでしょうが、１塁ライナーとなってゲッツー。ツキも向こうに味方してました。

すぐ次の回、不運な内野安打２つをきっかけに２死満塁となり岩田降板。
渡辺がリリーフで登板するも通用せず。
最近の渡辺は出てくると打たれているような印象があります。
これが６回とかだったら迷わずアッチソンだったのでしょうが、流石に４回だと頼らざるを得ません。
中盤に少し追い上げましたが、結局この３，４回の攻守がキーポイントでした。

負け試合でしたが、それでもいいプレーがありました。
２回、阿部のファールボールを矢野がバックネットを駆け上がってキャッチするファインプレー。
大勝負に勝ちたい気持ち、岩田に１０勝目をプレゼントしたい気持ち、色んな気持ちから出たプレーでしょうが、こんなの見たことない、素晴らしいプレーでした。

それから、驚くことに新井が復帰。
腰のことですから、しっかり治してから出て欲しいので複雑な気分です。
見切り発車もいいとこですが、それでも６回に代打で出てタイムリーを放ち、そのまま１塁守備につきました。
新井の復帰で他の選手、特に金本のモチベーションも上がることと思います。

これでまた同率首位に並ばれてしまいましたが、再びスタート地点に戻っただけです。
１つ１つ勝ち星を重ねて、次の東京Ｄ決戦で決めてやりましょう。

カルビー2008 プロ野球チップス スターカード No．S－06 新井貴浩