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カテゴリ:木材について
今週は、杉の柱の芯去り無節材についての問い合わせがありました。
通常は、 こんな感じで丸太の中心部分が角材の中心に入ってて、 そこに向かってヒビ割れを止める為の切り込みが入ってるんですが、 この割れ止めが入ってない物が欲しいと。 さらに節が少なくてヒビが入ってない物が欲しいと。 背割を人が入れない場合は 木材の方が勝手に背割のようなヒビを入れるのが、 芯持ちの木材の性質なので、 問合せいただいた木材のような物を作ろうと思うと、 丸太の中心部分から大分離れた所で取らないと 節とヒビ割れいっぱいの柱になるんですよね。 丸太の中心から離れた所で取る必要があるという事は、 通常は直径15cm程の丸太から取れるはずの柱が、 直径30cm以上、節が出ないようにしようと思うと 直径60cmくらいの丸太からしか取れなくなるという事。 当然、素材となる丸太の価格が跳ね上がるので、 それから取れた柱の価格も跳ね上がる訳です。 どのくらい跳ね上がるかと言うと…無節や上小の木材の場合 質問受けてから他店に相場を訊いてみてビックリしたんですが、 当店の105角の柱材のページで 3,300円で売っている2メートル材が、 40,000円くらいになってしまうそうです。 10倍出しても綺麗な物が欲しいという方いらっしゃいましたら、 是非お問合せ下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月14日 17時20分07秒
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