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カテゴリ:天板
今週は、耳付きの天板の耳断ちについて、お問い合わせを頂きました。
耳付きの板というのはどういう板を指すかというと、 のように、板の片側、或いは両側に木の皮の付いた部分の残っている板を指します。 耳断ちというのは、皮の付いている部分を切り落とす作業の事です。 この耳の部分、板の幅の1割以上を占めている事もあって、 耳付きの状態だと400ミリ幅の板として売れる物が、 耳を切り落としてしまうと350ミリや300ミリの板としてしか売れなくなるという事もよくあります。 お問い合わせは、耳付きの板の耳を切り落として希望の寸法になるようにするにはどの程度の板を買えばいいかというお話で、 耳付きの350ミリ幅の天板を耳断ちすると、350ミリ幅になりますし、 400ミリ幅の天板を耳断ちすると、400ミリ幅の板になります。 これは、幅を計算する時に耳の部分まで計算に入れてるか、耳断ちした時の幅で計算してるか、という違いで、 耳の部分まで計算に入れてると、400ミリ幅の板が耳を切り落としてしまうと350ミリや300ミリの板としてしか売れなくなってしまったりするので、 一応当店では原則としては耳の部分を計算に入れずに幅を決定する事にしています。 使う方の使い道や都合によっては、耳の部分無しで350ミリ幅の板だと幅が広すぎて使えない場合もあるので、 お客様との打ち合わせ、話し合いの上でどういう板を選んでお送りするか決めますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月13日 17時33分53秒
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